|
カテゴリ:日記
昨日は休暇をもらって日帰り旅行。 帰宅が遅くなり料理をするのは面倒ということになり、 珍しく自宅マンション近くの小料理屋で一杯。 70歳を過ぎた大将が料理担当、そして料理を運んだりする接客担当の こちらもまた70歳くらいの女性がお一人のお二人で切り盛りされている。 余談だがこのお二人はご夫婦ではない。 安くて美味いものを出してくれる確かなお店である。 昨夜は6名しか座れないカウンター席に座ろうとしたが残念、先客あり。 奥に男性一人、一つ空けて若いカップル。二つの席が手前に空いていたが とても狭くてカミさんと座るのを断念、畳席へと上がる。 キビナゴの南蛮漬け、ホルモンの煮込み、ニラレバ炒め、メンチカツ、そして ビールを2本注文。 カウンター席の右手上には小さなテレビが 巨人対ヤクルトのCS戦を映していた。 カップルの男性は熱烈なヤクルトファン、一方の女性は巨人ファン。 9回表、ヤクルトが1アウトをとると「よっしゃぁー」と、男性。 隣からは「あーあぁ」とため息。 ヤクルトが9回表の攻撃をかわしてFSへの進出を決めると 「飲むぞぉ、もう一杯」と男性は上機嫌。 カップルが二手に分かれてどちらも譲らない野球観戦。 ヤクルトが負けていたら彼は不機嫌になっただろうと思う。 カウンターの向うからお店の女性が 「お父さんもがっかりしていらっしゃるでしょうね」と 彼女に優しく声をかけた。 「えぇ、とても残念がっていると思います」と。 上機嫌の彼は二人のやりとりをジョッキ片手に見つめていた。 二人で飲んで食べて2,830円、それにカップルの 「また、来まぁーす」と言って引き戸を静かに閉め、お店を後にした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011.11.01 05:48:04
[日記] カテゴリの最新記事
|