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カテゴリ:農業研修日記
今日の農業研修は午後から熊本県農業研究センターの視察でした。 初めにセンターの概要、どのような研究を行っているか、 また成果を上げてきているかの説明がありました。 そのあと農産園芸研究所の作物研究室長さまから、 「地道でハデさのない研究ですが」との冒頭の発言に始まり、森のくまさんという 熊本県のブランド米は農業研究センターで開発されたことを知りました。 いろいろな品種の開発のたいへんさをヒシヒシと感じとっていると研修生から 「田んぼの向こうに白い三角状の左に流れているものは何でしょうか」 との質問がありました。 なんとそれは海外からも気流に乗って飛んでくる稲作にとってはたいへんな害虫、 ウンカの捕獲袋だというのです。 熊本県内にはこの袋による調査はほかの2研究所でも行っているとのことでした。 さて、サラリーマン時代、このような情報を集める袋を私自身が備えていたかと 自問すれば残念ながら疎くて面倒くさくて 備えていなかった方だなと振り返っています。 このあと野菜関係の説明を受け 茄子、ゴーヤ、トマトが長期間にわたって収穫されていることを知り おーっ、このような栽培方法もあるのかと驚くことばかりでした。 熊本県農業研究センター、何気なく食べている野菜や米、地道な研究の上での 成果を食卓で頂いているんだなと思いました。 初めての熊本県農業研究センター訪問、このような熊本県の組織があることすら よく知りませんでした。また一ついろいろと学ばせて頂きました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012.06.15 09:55:45
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