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カテゴリ:農業研修日記
昨日の農業研修はトマト、ズッキーニ、茄子、キュウリの収穫、 午後からは乾燥させていた春ソバの実の選別でした。 刈り取っていた春ソバの実には 葉っぱ屑やら茎の破片などがたくさん混じっています。 その屑と実を選別するという作業でした。 「唐箕(とうみ)とは、収穫した穀物類を脱穀した後、 籾殻や藁屑、茎、葉っぱ屑などを風によって選別する農具」です。 軽いもの(屑)は風で飛ばし、実は重いので足元に落ちてくるという ハンドルを回すということで風を起こすという工夫された農具です。 是は素晴らしい発明だなと思っています。 私の実家にも唐箕が有りました。 唐箕は木製で風を回す取っ手の真ん中にはベアリングが入っていました。 農業研修で、この唐箕の機械があることを知り驚きました。 幼い頃、この唐箕は私の格好の遊び道具でした。 木製のハンドルを回して風を送ると足元に麦が落ち、その麦が素足に当る 感触、それがなぜか心地よく子供ながらに楽しかったものです。 残念なことは実家にあった唐箕は父が亡くなった年(1986年)に もう使うことはないだろうと私が叩き壊してしまいました。 とても丁寧に作られていた唐箕、あの時なぜ叩き壊してしまったのだろうと 今、とても後悔しています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012.07.03 13:20:16
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