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カテゴリ:日記
昨夕、今年一人暮らしをしたいと家を出て行った長男が久しぶりに遊びに来ました。 彼の一つの目的は夕食をご馳走になること。 一飯の恩義は忘れないように(手ぶらでは来るな)と遠回しに言っておきましたが 「今日はごめん、アオリイカが釣れたんだけど先輩に上げてきた」と、手ぶらでした。 二男は仕事からの帰りがいつも遅いので三人での食事となりました。 31歳になろうとする長男、そろそろ結婚の話も出てよさそうなものだが、 まったくその気配はありません。 三人での静かな食事、でも彼の近況をさぐるべく、私から 「俺、29歳で結婚したけど、25歳くらいから友達がどんどん結婚して行って とても寂しかったことが忘れられないなあ。あの頃は結婚する年齢も今より早かった。 大晦日や正月もお構いなしに俺の部屋に遊びに来ていた友達に彼女ができ、 結婚すると全く遊びに来なくなった。カミさんとデートするようになるまでは ホントに寂しい時間を過ごしていた、あの寂しさは今でも記憶に残っている。 お前はその寂しさを感じることはないかい」 と問い正すと「それは、確かに寂しいと思うときもある」とボソリと返ってきました。 私の心の奥にあったは 「周囲も結婚して行き、寂しいだろう、そろそろ結婚を考えてみてはどうかな」と 遠回しに言ったつもりでしたが、暖簾に腕押しだったようです。 同世代の人たちの会話に出てくるのが孫の話。 孫がいない私はこのときばかりは会話に参加できず、大人しくしています。 わが息子達、孫どころか結婚はまだまだ先のよう、 親があせってもどうしようもありませんが、 「親父、今度会わせたい人がいるから」の 言葉を聞く日が早く来ないかなと期待しているところです。
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最終更新日
2013.04.24 18:31:41
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