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2013.07.09
カテゴリ：日記
料亭、ガス会社のキッチンスタジオ、レストラン、公的施設の料理教室に数多く 参加してきました。 料亭の料理教室では出来上がったものを食べることになり、 ある奥様（４０歳前後）と同席することになりました。 初めてお会いした方でしたが黙々と食べるわけに行かず、 「なぜ料理教室に参加されようと思ったのですか」と、訊ねてみたところ 「ホームパーティーにお招きした皆さんから、あの家のあの料理は美味いなと 言われる自慢できる料理を作りたいんです」 との言葉が返ってきました。 「そうですか。そういう料理があればいいですね」と答えましたが、 我が家を振り返ってみると自慢できる料理は何一つありません。 「いや、そんなものは無い」と即返ってきました。 ＮＨＫきょうの料理のテキスト７月号に 「2013世代をつなぐ！我が家の自慢料理部門」という クッキングコンテストの募集があっていますが、残念なことに応募しようにも 思いつくメニューが全く出て来ません。 私の母は料理は得意の方ではありませんでしたが 「巻き寿司」と「膨らし団子」だけは美味かったのです。 ２年前に他界した母からその巻き寿司の作り方の教えを請わなかったことを、 今、とても悔やんでいます。 私が亡くなってもオヤジのあの料理は美味かったなあと息子たちから 言われるような自慢できる料理を残したいと密かに思っています。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
最終更新日
2013.07.09 22:05:05
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