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カテゴリ:日記
今日、博多に行った目的は講演の聴講が一番でしたがもう一つ目的がありました。 それは3日から一泊二日で利用したビジネスホテルに忘れた干物を取りに行くことでした。 忘れたことに気付いたその日、熊本市は鶴屋前で高速バスを降りてすぐに 「昨晩宿泊した〇〇です。実は干物を部屋の冷蔵庫に忘れてしまいました。 7日に取りに行きますのでそれまで冷蔵庫に保管していてもらえませんか」と お願いしたところハキハキとした声で快諾してもらいました。 ところが、今日ホテルを訪ねると何の引継ぎもしてなく冷蔵庫にもそれらしきものは 保管してありませんでした。 せっかく買った加布里湾の干物、食べられなくなったのがとても残念でなりません。 この状況にピッタリの言葉は「憤懣遣る方無い」でした。 私が立腹したのは電話もしたのに私に何の連絡もなく処分(破棄)されていたということ。 ホテル側の対応としてはあってはならないことです。 河野義行さんの講演会で洗われた私の心はいっぺんに曇ってしまいました。 私がビジネスホテルの冷蔵庫内に忘れた失態で始まった干物事件、 でも悪いことばかりではありませんでした。 それは干物を預かってもらうよう私が電話した際、対応してくれた人に 干物がなぜ無いか、今、電話して尋ねて下さいと言って対応してもらっているときに ソファー付近で立っていた男性と会えたことでした。 その男性は福岡国際マラソンを走り終わってホテルに預けていた荷物を取りに来たところでした。 福岡国際マラソンを走るのは今回で6度目で2時間20分台で完走したとのこと。 今は走れなくなったけど私は7回フルマラソンを走ったことがあるということを告げ、 彼にいろいろ質問する時間となったのです。 私が先に名前を告げて彼の名前も教えてもらいました。 「明日、あなたの名前を新聞で探してみます、これからも頑張って下さい」と激励して 別れました。干物事件が生み出した新たな出会い。 干物を冷蔵庫にきちんと保管してあってパッと渡されたら彼とは話すこともなく、 また、私は彼がどのような人かということも知ることなくて立ち去っていたと思うのです。 ということで「憤懣遣る方無い」ばかりではなかったということで 今回の干物事件(ホテル社員の干物に対する対応への不満)を許すことにしました。 干物を売ってもらったお店の方、お店まで案内してくれた元同僚には申し訳ないことに なってしまったことを心苦しく思っています。
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最終更新日
2014.12.08 14:33:34
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