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小春日和の朝

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2015.06.26
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カテゴリ:日記

ウナギは私が小学生の頃の今から50年くらい前は買って食べるものではなく、

自ら獲って食べていました。

私が生まれ育った故郷での漁法は、

ウナギテゴという細長い竹籠を使って獲る方法、

細くした竹の先に大きな釣り針をくくりつけ、針にミミズを付けて石垣の穴に忍ばせる穴釣り漁。

この二つの方法で獲っていました。

小学校の低学年の頃はウナギテゴの中に棕櫚(シュロ)の木の網状になっている皮に

ミミズをくるんで入れて、夕方、父と小川に仕掛けに行き、

翌朝引上げに行くとずっしりと重いウナギテゴの手応え、あのときの感覚は私の記憶に

今もはっきりと残っています。

多いときには一つのテゴに3匹入っているときもありました。

あの時代からすれば考えられない天然ウナギの激減です。

ところで先日、八代ふるさと物産村に立ち寄ると大きな天然ウナギが売られていました。

7591.jpg

逃げ出さないよう網に入れられたウナギ

7592.jpg

たまには生きているウナギを買い蒲焼にして食べるのもいいなぁと思いましたが、今回は断念。

7593.jpg

ウナギは背開きで捌くことができるのでそちらではなく価格面で躊躇したのです。

その代わりに買ったのはチヌ。

7594.jpg

1キロ以上あったチヌはウナギ1匹分の値段で8匹も買えるという安さ。

チヌはソテー、フライ、アラ炊き、味噌汁で頂きました。

二人分には十分な大きさでした。


 






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最終更新日  2015.06.27 12:08:54
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