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小春日和の朝

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2016.05.31
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カテゴリ:日記

火災報知器点検があるためせっせと室内の片付けに奮闘した二日間でしたが

いいことがありました。

それは丁寧に糸で綴じられ布で装丁された一冊の本が出てきたのです。

その本の間からは便箋にきれいな文字で書かれた手紙が出てきました。

カミさんの中学、高校時代の親友、もっとも親しくて仲が良かったEさんからの手紙でした。

手紙の冒頭には「父の川柳を姉がまとめたのでよかったら読んで下さい」と書かれていました。

 1ページに5句、66ページにわたって川柳が掲載されていて「そうだ、そうだよな」とか

頷きたくなる、その場面がくっきりと浮かんでくるという句が満載でした。

ネットでこの本を調べるとAmazonで売られていました。

私もEさんとは同じ中学校出身で彼女のことはよく知っています。

カミさんが中学生の頃らしいのですがEさん宅へ遊びに行ったとき

自分の弟のこと(ここでは「太郎」とします)を

「大体、太郎とかロクな奴はいない」的なことをEさんへ言ったそうです。

そうしたら何とEさんのお父さんの名前も太郎、弟と同じ名前だったのです。

(全国の太郎さん、こんなところで使ってスミマセン) 

「あの時ばかりは申し訳なかった、余計なことを喋ってはいけないと思った」と、

結婚してから教えてくれました。

Eさんのお父さんは平成20年に88歳で他界されたとのこと、ご存命中に

是非お会いしていろいろな事をお聞かせ頂きたかった。

この川柳の本、Eさんからカミさんに送られてきた記憶がかすかにありました。

Eさんの手紙の文中に「還暦を前にして・・・」とあったので今から6年前に送られて

来たようです。 

この本、一句一句丁寧に読ませてもらってこの本を出版されたEさんのお姉さん

(出版社経営)へ読後の感想と感謝(妹さんを介在してこの本を読ませてもらえたこと)の

手紙を書きたいと思っています。 

 

 






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最終更新日  2016.06.04 05:02:00
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