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カテゴリ:日記
息子に葉物野菜を食べさせないといけないなという思いでホウレン草を一束購入。 昨夕の一品としてホウレン草が胡麻和えとして登場。
ホウレン草は小中学生の頃の一時期、嫌いになったことがあった。 当時、兼業農家であった実家は父が会社員で米とみかんも栽培していた。 母はさらに白菜、キャベツ、ホウレン草、人参など主に基幹野菜を作って市場へ出荷していた。 となれば、朝夕の食卓に登場したのは大量の野菜たち。 ホウレン草にいたっては、ただ茹でて切っただけのものが皿にどーんと盛られているだけだった。 母は料理を小まめにする人ではなくて料理することも好きでなければ、どちらかと言えば 面倒くさかったのではと思っている。 ホウレン草の収穫時期となれば毎朝毎夕出てきていたホウレン草、それでも 「茹でただけじゃなくて違う料理のホウレン草を食べたい」とか 母に一言も文句を言ったことはなかった。 いつの日か食卓に登場するホウレン草が嫌いになり、出されても食べようと思わなくなった。 あれから50年近く、ホウレン草は自ら栽培し、いろいろな料理方法で食べる機会を得た。 あの頃の母は農作業に疲れて料理をする気にならなかったのだろう。 すぐ上の姉に当時の茹でられたホウレン草のことを話すと同じ思いだったのか 首を縦に振るのである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016.06.01 01:53:00
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