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カテゴリ:日記
実家から数キロ離れたところに住む姉から「ひまわりが綺麗に咲いているから写真を撮りに
来ない」と誘われていました。 ひまわりは姉夫婦が育ているのではなく近くの人が育てていました。姉の家の前に車を止めて 姉にひまわり畑へ案内してもらおうと歩いて行くと70代と思われる女性のあとを30代と思われ る男性が後ろから追っているような感じで着いてきていました。 その女性は私に向かって「オジさん、この人は私ば付け回している人、助けて。ストーカー ばい助けて」と突然話しかけて助けを求めてきたのです。男性は身なりもきちんとしていて、 どう見てもストーカーには見えなかったので放っておきました。二人であたりをぐるぐる回り、 女性は同じ言葉を繰り返し私にまた助けを求めてきました。 私は対処に困り、見ないフリ知らないフリをしました。そうこうしているうちに二人は居な くなりました。 姉はその女性は知っている人で「あの女の人はすぐそこの施設に入っている人で認知症患者 さん」とそっと教えてくれました。どうやら施設を出たところを男性スタッフが追いかけて来 たところのようでした。 私は見ず知らずの全く知らない人から助けを求められたので困りました。男性に「この女の 人が言っている事は本当ですか?」と訊ねることもしませんでした。 ひまわりの画像は撮りはしたものの突然の「助けて」の言葉に戸惑い、その言葉の背景に あった事情を知り考えさせられました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017.07.31 13:05:39
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