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カテゴリ:日記
イギリスのメイ首相は1月18日、「孤独担当大臣」のポストを新設し、イギリス
社会で「孤独」で困っている人のために総合的な政策に取り組むと発表、とてもいい 取り組みではないかと思います。 一人暮らしの高齢の人も増えています。若者でも孤独感を感じている人は多いと 昨日のNHKのE-テレで放送していました。 私のこれまでの人生の中での孤独感は二度訪れました。一度目は28歳くらい。周囲の 友人はどんどん結婚して行き自宅に遊びに来てくれる人が激減しました。単なる寂しさ だったのか、いや、孤独感も感じたものです。 二度目は4年前に妻を亡くしてからの現在です。現在、幸いにも二男と二人暮らし ですが夕食は一人で寂しく食べるときが殆ど、そしてテレビをつけている時は別です が、私が動かない限り、室内では物音一つしません。 友人、知人はたくさんいますが会いたいときに相手さんにいろいろな都合があり、 会えないときがあります。そんなときは熊本市内繁華街の下通り、上通りのアーケード 内をブラブラ歩くことにしています。歩くだけで、いろいろな服装で着飾った若い人 たち、友達同士なのか楽しそうに歩きながら会話している人たちと出会います。老若 男女(若い人が圧倒的に多いが)様々な人達と行き交う、そして、その雑踏の中に居る と孤独感が少し薄まるような気がします。 幸い歩く途中には、行きつけの角打ち(立ち飲み)のお店が何軒かあり、ブラリと 入ってはビールやハイボールで喉を潤し、顔馴染みの常連客さん、初めてお会いできた 方たちとたわいない会話を楽しむ、これでも孤独感は少し薄まります。 家族が居ても、友人をたくさん持っている人でも孤独感は大なり小なり誰にでも在る のではないかと思いますが、孤独を感じることを少なくするには没頭できる好きな事を する、やる気を起こさせるものについて行動する。外出する、一人で楽しめるものを たくさん持つ、これも大事ではないかと思っています。でも、孤独だからこそ、見えて くるものもあるのかなとも思います。 人間、生まれたときも一人、死ぬときも一人ですが、せめて生きているときは孤独 感に苛まれることなく楽しくありたいものです。でも、そう簡単には行きません。孤 独といかにして上手く付き合うか、そちらも考えてみる必要があるようです。 私の本当の孤独は二男が一人暮らしを始める、あるいは結婚して家を出て行く、その 時にやって来るような気がしています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018.02.28 17:54:59
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