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カテゴリ:日記
昨日は毎年一回、開墾地の豊作と安全を祈って山を登り切ったところにある石で作られている
小さな祠、石祠(せきし)の清掃に訪れました。 9時に従兄弟二人が前日から実家に泊まっていた私を誘いに来ました。祠が祀られている山ま で歩いて約40分、急斜面をフーフー言いながら登りました。 急斜面を登る従兄弟 清掃前の祠 清掃後(落ち葉を熊手で掻き寄せ周囲をきれいにして紙垂を取り替えて終了) 三人で二礼二拍手一礼して祠をあとにしました。 この小さな祠の定期清掃は一年に一度開いている「山の神まつり」の日に行い、座元の家に 神主さんをお招きして祝詞を上げてもらい、そのあと酒宴という運びとなっていますが、今年の 酒宴は都合により5月に延期となりました。 開墾地は戦後の食糧不足解消のため父たちが山林を切り開いて農作物が栽培できるように 開墾したところ。私が中学生になった頃からは温州みかんの栽培をするようになり、手伝い (農薬散布の水汲み、下草刈、収穫と運搬)をさせられました。ここで、見たのは懸命に働く 父親達世代の皆さんの後ろ姿でした。 現在、開墾地を利用している人は誰も居ず、山の神まつり参加者世帯は7軒のみで、まつり を取り止めるか、今後も存続するかという話が出始めています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018.04.04 06:10:17
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