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カテゴリ:路上観察
先日、映画を観に行く途中で出合ったこの光景。真っ黒い箱がこんなに集まっている
ところに気付いたのは初めてではないかと思う。この黒い箱は端子函というらしい。 端子函とは 端子函は、架空通信線路のケーブル芯線の相互接続を行う柱上設置の端子台箱である。 加入者宅への分岐・幹線ケーブルの相互接続や配線変更を容易にするために使用され ている。(wikipediaより) とのことだが、一箇所に集中設置しなければならない理由があったのでしょう。
一昨年、スイスへ旅行したとき街中でこんな光景を見かけることはありませんでした。 鉄塔は建っていて見かけましたが街中で架空線(電話線・電線)や電柱は見かけませんでし た。 日本という国は天災(風水害・地震)に見舞われる頻度が多いので復旧しやすい架空線と なったのではと想定されます。 日本人は今まで景観をそんなに重要視しない国民性ではなかったかと思っていて、それよ り地中化に要する初期投資費用を抑えることが重視され架空線で進められてきたとも推察さ れます。 でも、台風来襲も多い日本、地中化された方が台風被害は少なくなり、復旧に要する費用 は地中化された方が抑えられるような気もします。 日本のありとあらゆる所から架空線が消える日はまず訪れないだろうというのが私の見方 です。ひょっとしたら百年後くらいには全国地中化達成ということになるかも知れませんが 果たしてそんな日が実現するでしょうか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019.01.05 11:03:27
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