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カテゴリ:日記
小料理屋の引き戸を開けたら「へぇーい、いらっしゃーい」と大将の大きな声が耳に
入ってきた。大将はいつも元気で機嫌がいい。 いつも、好きな料理を二品ほど頼んで球磨焼酎のお湯割りを一杯。特に美味しい肴は 鰆の西京焼きで必ずと言っていいほど注文する。 ここの大将は駄洒落が大好きでウマが合う。ここのお店でお客さんが駄洒落を言って 大将が気に入ると飲み代が10%引きとなり、最大で半額までとなる特典がある。という ことで駄洒落好きの人たちが集まるお店と化している。 だが、駄洒落をどんどん連発できるという環境ではない。お客さんがあまりにも面白 くない駄洒落を言ったときには置いてある貯金箱へ100円を入れるシステムとなってい る。その判定も大将が下す。 ここのお店で駄洒落を発するときの程良い緊張感がたまらないというオヤジも居る。 と、ここまでは架空の話で私が開くならこんな小料理屋を開いてみたい、面白いかもと 想像している私の遊び心の世界。真面目になるなら駄洒落で割引なんてしていたら、たち まち経営に行き詰まってしまい立ち行かなくなること間違いなし。 ある日、友人にお酒を飲みながら駄洒落小料理屋のことを話したら「そんなお店があっ らた面白いだろうなあ」と話しに乗ってくれました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019.05.05 09:12:56
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