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小春日和の朝

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2019.06.27
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カテゴリ:日記
 私がお酒を口にするようになったのは22歳の頃から。それまであまり飲んではいません
でした。元来、飲酒大好き家系ではなく、父は、お猪口で飲んだお酒の僅かな量に顔が真
っ赤にな
り夕食時にコップに注がれたビールを見かけることはありませんでした。どちら
かと言えば
アルコールに対しては母の方が強かったようです。

 そんな私が大酒飲み?に変身したのは、職場の先輩たちに連れられて美味しい料理を味
わうようになってからでしょうか。
 20歳代でそんな味と小料理屋の雰囲気を気に入り一人出かけて美味しい刺身や焼き魚で
一杯やるようになりました。その頃、よく通っていたのは中学時代の同級生のご両親が切
り盛りされていた魚屋さん。夜は小料理屋として営業。「娘さんとは中学校のとき同じ
ラスだったんですよ、娘さんはお元気ですか」というような会話をしながら箸が進んだも

のです。


 50歳代の頃、若い人たちが職場の懇親会を2ヶ月に一度くらいのペースで開いてくれま
したが、殆どが居酒屋でした。3千円2時間飲み放題で私が気に入る肴はあまりありませ
んでしたが、そこは職場の一体感醸成の場として誘われたら断ることはなく参加していま
した。
 居酒屋へ5回行くところを2回に減らして1回は美味しいものを皆で食べに行こうとい
う思いがありましたが、そこのところを提案する勇気はなく発言は控えていました。

 街中で現役の皆さんと会うときがあります。今、彼らの口から出るのは「職場が面白く
ない、一体感が感じられなくなりました」という気になる発言。飲み会も殆どないそうで
「先輩が退職された頃はいい時期じゃなかったんでしょうか」と。これまたどう取ればい
いのかと考えさせられて複雑な心境となりました。居酒屋で同じ職場のみんなでワイワイ
ガヤガヤ飲んでいた時代が良かったのかも知れません・・・・

 





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最終更新日  2019.06.27 05:02:01
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