|
カテゴリ:食材
数日前、今シーズン2回目のスイカ丸ごと1個をJA益城とれたて市場から買いました。
1個、1,700円でした。二男は殆ど食べず私一人で食するというスイカには幼い頃に格別 の思い出があります。 今回買ったスイカ スイカやマクワウリは兼業農家だった両親が毎年栽培していて買って食べるものではあ りませんでした。 夏休みの早朝、自宅から1キロほど離れたスイカ畑へ収穫に連れられて行くのが楽しみ でした。スイカ畑に着くと父が早朝の気温で程よく冷やされたスイカに鎌を入れて食べさ せてくれました。あの時のスイカの味は55年以上経った今でも忘れられません。 スイカの収穫が終わり蔓が枯れて来ると畑のあちこちに草が生えて来ます。「今日はス イカ畑の蔓をかがりに(撤去しに)行こう」と誘われたときも楽しみでした。 草むらの中に収穫し忘れたスイカが時たま有りました。そんなスイカを見つけたときは とても嬉しいものでした。ひょっとしたら草むらの中にスイカがあるかも知れない、そん な思いで行っていますから。 55年以上も前、スイカやマクワウリが小動物に食べられたという記憶は全くありません。 マクワウリに至っては開墾地と言って山を切り開いたところで栽培していましたが食べら れるという被害に遭ったことが無かったのです。 現代はどうでしょう、明日の朝、食べようと思っていたスイカを翌朝収穫しようと畑へ スイカには幼い頃の思い出がいっぱい詰まっています。行くと綺麗に食べられてしまっていてガッカリです。あの時代から生態系が変化して小動 物の個体数が増えたと思っています。 綺麗に食べられてしまったスイカ(2008年) 昔は個体数も少なくて小動物たちの食糧を賄いきれていたのではないかと思っています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020.06.30 04:53:40
[食材] カテゴリの最新記事
|