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カテゴリ:日記
今から10数年前の現役の頃、毎朝バスで通勤していました。自宅マンション
からバス停までは約300m。その短い距離の間で小柄な一人の小学生と毎朝会 い、いつの間にか顔なじみとなり「おはようございます」と挨拶を交わすよう になりました。 私が現役を退く頃には中学生となり、その後、会うことはありませんでした。 小学生だった彼は立派な大人になっていました。「久しぶりだね、私の事を 覚えているかな」と尋ねると「はい、覚えています」と返って来ました。 大きな製薬メーカーに勤めているというところまで教えてもらって夢は終わ りました。 毎朝、挨拶を交わしていた少年が住んでいるマンションは知っていましたが、 名前は知りません。 なぜ、昨夜、彼が、突然、夢に出てきたのか不思議でなりません。私の心の 片隅に「毎朝会っていたあの少年は、今、どのような大人に成長しているだろ う」という思いが在ったのかも知れません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021.12.26 06:06:13
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