日本の食糧自給率は37%だそうですが、我が家の食糧自給率はどれくらい
だろうと考えたことがあります。
買わなければならないのは、米、魚、肉、牛乳などですが、野菜は冬に買う
夏野菜(トマト、キュウリ、ピーマンなど)くらいで、キャベツ、レタス、イ
ンゲン、キュウリ、ピーマン、トマト、そしてジャガイモ、大根、小松菜、人
参、葱、ホウレン草、絹さや、グリンピース、椎茸、ニンニク、玉葱などは自
家栽培量でこと足りており、そんなに買う事はありません。
我が家における野菜類の食糧自給率は60%くらいではないかと思っていま
す。
これは、私が高速道路を使ってせっせと実家の畑に通って栽培しているため、
買わずに済んでいます。私の肉体的、精神的にも為になっていると思います
が、高速道路料、燃料代の支出額を考えれば買った方が安上がりだと思います。
でも、使用しない畑は草ボウボウとなり耕作放棄地となってしまいます。
耕作放棄地にしたら周辺のお宅に迷惑がかかります。シルバー人材センター
などに草刈などを依頼すれば高速道路料、燃料代くらいの支出、いやそれ以上
の支出が必要です。
どうでもいいことでしょうが、私のような自家消費だけ(時々市場へも出荷
するが)の農産物生産量は食糧自給率の中に含まれているのかです。これは、
農林水産省へ聴いてみたい、ネットで調べてみたいと思っています。
食料自給率が下がることは耕作放棄地がどんどん増えているのではないか。
野菜の食糧自給率と耕作放棄地の関係も調べてみようと思います。
今まで、祖父母、両親が畑で野菜を栽培してきたが高齢で出来なくなった。
子供たちは近くに住んでいず、後継者が居なくなって耕作放棄地が増えてい
く。いろいろな理由で耕作放棄地が増えていく。農業、野菜栽培に魅力を感じ
ない。農業に魅力を感じる人が増えれば(法人化も進んでいますが)、日本の
食糧自給率は増加するのではないかと思うのですが、いかがでしょうか?
その昔、母がピーマンを100個市場へ出荷しました。競り落とされ、手数料
が引かれてもらった金額は98円。ピーマン1個が1円です。そのピーマンを消
費者は5~6個くらい入ったものを180円くらいで購入。野菜類は種を播き収穫
できるまで数ヶ月かかります。
日本の食糧自給率が低いのはなぜか?、農家はピーマン100個が千円くらい
受け取れるような仕組みづくり、そして、政治家、公務員の皆さん、消費者の
皆さんが農業のことを更に深く知ること、それが大事ではないかと思います。
出荷する金額を自ら決めることができる農産物直売所が出来たのはなぜか。
出荷できる農家はいいけれど、出荷することを遠隔地に住んでいるからと断ら
れた人も居るのです。