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カテゴリ:日記
父たちが戦後の食糧難を克服すべく山林を伐り開墾して野菜や果樹を栽 培。その開墾地での豊作を祈願するため、小さな祠を設けて、毎年、「山 の神まつり」を4月から5月の間に行ってきました。 山の神まつりの小さな祠 その「山の神まつり」を行うにあたって肝いり役の長老お二人が、一昨年、 昨年と亡くなり、誰も、「まつり」のことを口にしなくなり開こうという話 も持ち上がりません。祠は開墾地の一番高いところにあり急な坂を上らなけ ればなりません。 祠のある場所へ行くのもたいへんなのですが、「まつり」の前には祠付近
を皆(6世帯)できれいに清掃。その年の幹事の方が祝詞をあげるために依 頼した神主さんを幹事宅に来てもらって神事が執り行われて祝宴。 祝宴の模様 いつも顔を合わせるという6世帯ではないのですが、この時ばかりはいろ いろな話題で盛り上がります。 そんな「山の神まつり」ですが、祠を設けたのは昭和何年で、どういう思 いがあったのか、そこのところの詳しいことは知りません。 今のままでは、「まつり」は今後も開かれることはなく、祠を訪ねること もないだろうと思っています。 父たちの「このまま終わらせていいのかという」思いが過ります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023.05.29 05:03:53
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