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カテゴリ:古画研究
この観音図で約350年以上は経った品ですが、日本の紙はすごいのです。千年経っても箕漉きの紙は全然大丈夫です。墨もすごいです木片に書かれたものが千年経っても土の中からでも出てくるくらいです。現代アートで洋紙の紙に描かれ、退色するインク(合成絵の具)で描かれた品も価値が変わりませんが、本当はここらへんの状態も考えて価値を出すべきです。キューピー人形のセルロイド・・・・これが価値があるんですといって高価な値段で買ってきて・・・倒れただけで首が落ちた・・・なんて馬鹿な話も聞きます。玩具と古美術と分けて考えないと変です。(この観音図も乾いたらもっときれいになりました。また本紙一枚に剥いで裏打ちすると見違えるようになります) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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