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カテゴリ:墨彩画
画仙紙の色紙に描いた絵も裏打ちで墨が表に出てきます。これを表装して掛軸にすると一味変わってきます。仕立てに表具師の才能が試される部分ですね、よく表具師の自慢が古文書の裏打ちとかありますが・・たいした仕事ではありません紙は丈夫な和紙で素人にも出来る仕事です。自分も美術館相手に仕事したことがありますが自分のした仕事の見積もりが60万ぐらいで京都の経師(表具師)が1400万だったのを覚えています。その仕事は既成品の手の仕事でこれでお金がよく取れると思いました。自分のした巻物の仕事は金箔の砂子の振り子から作り忠実に再現して、巻物の裏のギラ(雲母)引きまで手を抜かない仕事をして60万だったのです。世の中の表具師の概念を打ち破る為にも個展活動をしています。
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最終更新日
2009.03.13 00:28:22
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