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テーマ:ねこといっしょ(8897)
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夜、実家の母から連絡がありました。
「ヤマトが死んだよ」 ヤマト、アメショーの混ざった雑種のオス猫。色は全身焦げ茶。享年15歳。 人間で言えばいくつだろ。ともかくおじいちゃん。 思い起こせば15年前。 当時私は、弟と一緒に都内の23階建マンションの16階に住んでいて、 高層階っていうのは夜景は奇麗なのですが、 地面が遠過ぎて雨の音もしないし、緑も見えないし、無機質な生活になりがちで。 あ、それは私達だけがそう感じたのかもしれないけど、何となく人間界から隔離されてる気分になるのです。 で、生活に潤いが欲しくて、2匹の猫をゲット。 行動派で室内を俊敏に走り回るマネキ(メス)と、ドンくさい癒し系でいつもドテッと寝ていたヤマト。 ホントは犬派だった私達姉弟だけど、猫ってば、飼うとメチャメチャハマるのね。 その頃我が家は、弟と私の友達が常時5~6人雑魚寝してるようなたまり場たったのですが、 2匹はアイドルで、皆のよき遊び相手でもありました。 その後、引っ越先のアパートがペット禁止&大家さんが3軒隣りだったため、 私達は親に半ば押し付けるように預け…。 そして時は経ち、学生だった弟は社会人になって上海へ転勤、私は昼も夜もあったもんじゃないような激務にさらされ、マネキとヤマトはそのまま実家の猫として定着。 マネキは外を自由に駆け回り、ソト猫の寿命は短く9歳で腎臓を患って他界。 この時は急な死だったのですごく泣けたんだけど、なんでだろう。今回は泣けない。 すっかりヨボヨボになっちゃって、もう長くないってずっと覚悟できてたからかな。 今月初めに実家へ帰った時、急に喘ぎながら肩で息を始めて「死んじゃうかも」と撫で続けてたんだけどその後復活。 でも今日は、便が出てないからと父が病院へ連れて行ったところ、 ものすごく抵抗したらしく、 それが最後のあがきとなり、診察台の上でこと切れてしまったんだそうな。 う~ん、なんとも哀れな結末。。。。 そんなことなら、家で最期を迎えさせてあげたかったな。。。。 。。。。なんて後悔しても生き返らない。 大往生を喜びたいと思います。 それに、ここまで世話し続けてくれた両親にも感謝しなくちゃ。 たまに帰ると、いつも私と一緒に寝てくれたヤマト。 黒いので夜になると目だけが目立つと怖がっていた祖母も、今日は淋しくてワンワン泣いたとか。 よかったのは、ちょうど弟が家族4人で台湾から来て会えたこと。 マネキの時も、なぜかたまたま弟達が帰って来た日に死んだのです。 私の方がなつかれてた気がするのに、なんでだー! そんなことを懐古しながら、今夜は飼っている猫の正蔵を念入りにブラッシング。 長男、次男も代わる代わるブラシで撫で撫で。 これから目一杯可愛がってやろうっと。 消える命あれば生まれる命あり。 夕べ、幼稚園ママ友から「さっき産まれたよ」と第二子出産報告。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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