ここ２週間ほど、実は気分が重くて、重くて、重くて、重くて。

色んなことが重なってはいるのですが、

一番重いのは、

中学の同級生が、死の宣告を受けたというメールを送って来たこと。
この歳になれば、中学の同級生なんて幼馴染みみたいな存在で。

数年前に重度のゼンソクにかかって入院した彼女は、
どんな薬もよく効かず、あらゆる治療を施した結果、
一時は退院したんだけど、

今度は原因不明（多分薬が原因）の貧血で再入院生活。

で、薬の多量投与で心臓がボロボロになっちゃってるらしく、
いつ死んでもおかしくない状態と言われたと。

「殺されても死なないけどね」

というヤケクソみたいな言葉が痛くて。。。。。


中学生の頃の彼女は、学校で２番目にスカートが長くて
（長いってところに時代を感じるなあ）
１番長い子は少年院生活で学校にはほとんど来なかったから
実質一番長いようなもんだけど、
そんな彼女やその男女の仲間達つまりヤンキー衆と、
生徒会の仕事をしていた私がなぜか裏でつながっていて
（あ、私は悪い事はしなかったけど）、

そんなことで私も先生や両親に多大なる心配をかけた時期もありましたが、
私は彼女達が、他の品行方正な友達と同じ位好きだったから、
付き合うなと言われても付き合いはやめなかった。


みんな大人に対して怒りを抱いていて、
私も大人が大嫌いだったから、共感できる部分が多かった。
親は厳しすぎるか完全に見捨てられているかどちらかで、
誰もが親の愛情に餓えてたんだなと今は分かる。


彼女も厳しく干渉する親への反抗でグレてた感じ。
高校もすぐに中退しちゃったけど、
県外の全寮制の高校へ行った私に時々手紙をくれて。

大人になるにつれ、自分の生き方を後悔し始めた彼女は、
興味を持った色んな事を勉強して、沢山の資格を取って、
人生を模索しながら、
最終的には家業の伝統工芸の道を選んで、
お父さんの作家名を襲名するところまできたのです。


人生これからだ。


ってところで襲って来た病。



病院生活が楽しめるような物やお守りを時々送ってあげながら
回復を祈っているんだけど、病魔はなかなか去ってはくれない。

そして、、、そんなメールです。


一体どんな返事を書いたらいいのか？


私のそばにはテンションの高い子供達。
そのギャップが苦しい。


笑えないけど笑いで返すしかなくて、考え抜いたあげく

「心臓に毛が生える薬を探すからそれまで待ってて」と。


ハズしてる？？


本当は、どんな返事が欲しいだろう。

命の消費期限なんて刻印されたくないし、考えたくもないのに、
そんなことを伝えられたらどんな状態になるのか想像もつかない。

何か癒しになるものはないだろうか。
勇気づけられるものは？

それすら思いつかずに困っています。