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テーマ:ニュース(100236)
カテゴリ:鎌倉
突如として持ち上がった、由比ガ浜通りの葬儀場建設案。
由比ガ浜通りといえば、鎌倉駅から長谷寺、大仏までの最重要観光ルート。 高い建物はなく、所々に歴史的建造物が残り、山並みも眺められる貴重な道。 最近は新しいショップも続々増えて、ウインドーショッピングも楽しめるせいか、 引っ越して来た7年前と比べると人通り急増の注目の通りでもあります。 その、ど真ん中に葬儀場とは… 場所は、鮮魚屋さんの『魚文』隣の空き地。 向かいは多くの文人達に愛されたうなぎの『つるや』。 商店会の方の話によると、最初はマンション建設予定だったのが、 4階までしか建てられないため採算が合わずに持ち主が転売、 それを買った現業者の計画案で、商店会もビックリ仰天だったそうで。 だけど考えても見てよ。 ウキウキ観光しにきてのんびり歩いている途中、涙涙の出棺の場に出くわす 逆からすれば、悲しくて仕方ない姿や遺影を、ゾロゾロとノー天気に歩く観光客にジロジロ見られる どっちも嫌じゃないですか? 今みたいなGWやシーズン中に重なったら、渋滞に巻き込まれる霊柩車… これも問題では? そりゃー、現代の住宅事情を考えたら葬儀場は必要だしほとんどの人がいずれお世話になる場所だけどさあ、由比ガ浜通りは観光の通りよ。 適材適所ってもんがあるでしょう。 それに下馬の交差点を越えて踏切の所まで行けば、そこにカドキホールがあるし。 必要とはまったく思えない。 昨日付けの朝日新聞湘南版によると、市長が反対署名5776名分を持って業者に計画変更の要請文を手渡したとのことですが、それに対する業者側のコメントは 「近隣住民への説明をまずやり遂げたい。10月の開業は変わらない」 署名運動は由比ガ浜通りで続いてます。 詳しくはサイト内に。ぜひ署名してあげてくださいな。 このエリアは、数年前に5階建てマンション建設を阻止できなかったことがきっかけで、まちづくり自主条例を作ったエリアのはずなので、それがうまく通用するといいなあ。 落語仲間の一人、鎌倉まちなみ研究所を開いている建築家の波多周さんに聞いた話なんだけど、 例えば鎌倉駅前に50階建てのビルの建設計画が立っても、現在は何の法的規制もないそうな。 同じように、今私が住んでいるエリアも何が建っても文句が言えないと。 それを阻止するために自主条例を作ることは大切なんだけど、そんなこと知らない人がほとんどだと。 もちろん私も知りませんでした(> <) 子育てが落ち着いたら、少し勉強してみたいなと思うジャンルです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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