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テーマ:マラソンに挑戦(5686)
カテゴリ:ランニング
剣立山行きも1週間後に迫り、山道向けのトレーニングとして六甲全山縦走路のうち、宝塚から六甲最高峰を経由して魚屋道を有馬温泉までトレランしてきました。
阪急宝塚駅を6時40分に出発、住宅街の急坂をまずは塩尾寺を目指して歩き始める。天気はくもりだが蒸し暑く、この段階ですでに大汗をかく。甲子園大学を過ぎると舗装路ではあるものの林間の道となり、ぐんぐん高度を稼いでゆく。塩尾寺には地図のコースタイムの半分の30分で到着。ここから本格的な山道が始まる。 しばらくは丸太階段の急登だが、やがて傾斜はゆるやかになり、適度なアップダウンの続くトレラン向きの道となる。林の中なので、昼なお暗いという感じはあるが、さすがは全山縦走路だけあって踏み跡はしっかりしており、道標も整備されている。 気持ちよく走って、大谷乗越で舗装路を横切る。塩尾寺からここまで40分、ここまでも標準タイムの半分。大谷乗越からちょっときつい登りの後は、再びトレラン向きの道が続き、快調に走り続ける。ほとんど眺望のきかない道なので、登山としてはあまり楽しくはないかもしれないが、トレランには特にこの時期日差しに焼かれることもなく、涼しいので実に気持ちがよかった。 大平山の手前は一部舗装路となるが車は来ない道で、山頂直下から再び山道に入り、船坂峠までは35分で到着。すでに標高は700Mあり、宝塚から650Mを登ってきたことになるが、それほどきついという感じではない。 しかし、ここから先はアップダウンを繰り返しながら急登もある道で、次第に歩きが増えてくる。ドライブウェイが近いので車のエンジン音が響きわたっている。ドライブウェイに出て、そこから1キロで一軒茶屋、六甲最高点への分岐があり、コンクリートの急坂を上ると最高峰(931M)の広場に出る。船坂峠から48分、宝塚からだと2時間半で到着ということになる(道標によれば距離は13キロほど)。先客が立ち去ると他には誰もいない。ここまでの道のりもスタートの頃に年配の夫婦連れが2組いた他は誰にも会わなかった。 10分弱休んで、今度は有馬温泉へ向けて魚屋道を下る。六甲山で最も歴史があり、名前のとおりその昔魚の行商が利用していた道であるため、道幅は広くほとんど林道と言ってもいいくらいである。気持ちよく走り、10時過ぎに有馬温泉街に入る。まだ午前中のせいか、観光客は少なく、金の湯もそれほど混んでいない感じであったので、お風呂の用意をしてくればよかったとちょっと残念。 当初予定では有馬温泉でフィニッシュとして、電車で帰る予定であったが、まだ元気であったし、距離も大して走っていなかったので、三田駅まで走って帰ることにする。 距離は10キロほど、下り基調の道であるので大したことはないと思っていたが、1キロも行かないうちに後悔。まだ午前中というのにとにかく暑い。しょっちゅう汗を拭き、ハイドレーションの水を飲むために歩く羽目になる。ただ、この辺りだと家から迎えに来てもらうことは可能なので、とにかく行けるだけは行こうとゆっくり進む。 176号線に出ると歩道は広いが、日差しを遮るものは何もない。中国道の西宮北ICへの分岐から先、いつもなら車で15分程度の道をうんざりしながら進む。 ようやく三田市街に入り、ゴールと決めた駅前への休日のがらんとした道を最後の気力を振り絞ってようやく走りきる。はたから見れば変なおやじに見えたことでしょう。 自宅へ戻り、昼食の後は夕方までひっくり返っていた。最後のロード11キロが本当に堪えたが、サロマ以降、足の調子が悪くて中途半端な走りが続いていたことと、何よりもリタイアのもやもや感が尾を曳いていたが、少しすっきりした気がする。さて、来週はいよいよ北アルプス。 <太閤秀吉像?> お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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