■横綱の矜持■日馬富士公平■祝■9度目の優勝 ■
白鵬,鶴竜,稀勢の里 3横綱仮病基怪我による休場。途中高安、照ノ富士2大関もやる気を無くし基怪我による休場。99年振りの異常事態を救ったのは日馬富士だった。序盤で既に3連敗の状況から良く持ち直した。横綱の矜持,気迫を感じた。優勝おめでとうございます。 大相撲秋場所千秋楽は24日、東京・両国国技館で行われ、横綱日馬富士(33)=本名ダワーニャム・ビャンバドルジ、モンゴル出身、伊勢ケ浜部屋=が、11勝4敗で並んだ大関豪栄道との優勝決定戦を制して昨年名古屋場所以来、7場所ぶり9度目の優勝を遂げた。 日馬富士は結びでの本割と決定戦で豪栄道に連勝して1差を逆転した。千秋楽の直接対決で星一つの差を逆転して優勝したのは、今年春場所で稀勢の里が照ノ富士を倒して以来。 今場所は1918年夏場所以来、99年ぶりに3横綱2大関が休場した異常事態だったが、横綱でただ一人出場した日馬富士が締めた。日馬富士は5日目までに3敗を喫し、今場所4個目の金星を配給した10日目の時点では、豪栄道と3差がついた。一時は勝ち越しすら危ぶまれたが、11日目から怒濤の5連勝で追いついた。 NHKでテレビ解説を務めた舞の海秀平氏(49)=元小結=は、日馬富士の逆転優勝について「序盤のことを考えると想像できない。5年前、10年前の過酷な努力がこういうところで出る」と評価した。