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カテゴリ:想い
電話がかかってきた。
『やっぱりまだ忘れられないの?』 「まだ・・っていうか、忘れるのは絶対無理だな。記憶としては残る。」 『そんなこと言ったら全部やん!私だって元彼のこと全部覚えてるよ?』 「そりゃそうやんな。上手く説明できひんけど、心に纏わりついてるというか・・ね。」 『時間が経てば解決すると思うけどなぁ。まだまだって感じ?次に行けそうにない?』 「わからん。ある日、急に心が軽くなって吹っ切れるのか、取り敢えず次に行けば いつの間にか吹っ切れるのか。」 『でも、ある日急に心が軽くなるなんて考えにくいなぁ。どれくらい時間が経てば 吹っ切れるのか分からんのやったら、取り敢えず次に行ってみれば?』 「そうやな、それもいいかもな。」 『私で良かったら癒してあげるよ。』 「それは俺の彼女になってくれるってこと?」 『まぁ平たく言うと。許してくれるんだったら。』 「でもさ、元カノのことに囚われてイマイチ乗り気じゃない奴と付き合って楽しい?」 『楽しくする!それに私の力で気持ちを軽くしてあげられたらめちゃ嬉しいもん。』 「じゃあ、その自信があるんや?」 『ん~わからんけど、そうしてあげたいねん。』 「ふ~ん。変わりもんやな(笑)。てか物好きやな。」 『ていうか、早く私の気持ちを楽にさせてよ。』 「それを俺に言うか!?」 前に進んでみようかな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.04.22 23:32:10
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