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子供の頃から、どんなに願っても希望が叶う日なんて滅多に訪れなかった。
子供の頃から大好きだった東京という街、捨てる日が訪れるなんて想像もしなかった。 その両方が来る日が有るなんて…。 最後の勤務を終え、国立駅の改札口を抜けると桜色に染まっていた。 このところの温かさに背中を押され、一気に見頃を迎えた大学通りの桜並木。 嬉しいな。 こんな最高の演出をしてくれて。 改まって部長に挨拶をしたとき思った。 ヤバイ、泣く。 もう、東京写真部に来ないという事だけではない。 自分が生まれ育った、東京と今、決別するのだ。 そういう感情。 思い出をいっぱいくれた…。東京なのに…。 大阪に戻り、この2年間の事を思い出せば 必ずや楽しかった事しか現れないだろう。 今日はそのラストシーン。 舞台の準備は整った。 どんな未練が有ろうと、ハッピーエンドにしよう。 国立の桜並木を走り去るなんてね。 カメラはこの位置。 じゃあ。 行くよっ! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年03月28日 01時24分53秒
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