♪きまぐれ＊じゅんこちゃん♪

「じゅんこちゃ～ん♪　ヘルプミィ～！」
こう言って　尋ねてきたのは　可愛い中学生の女の子達です
今年　中学に入って　体育館履きの袋を　自分で作りたいと言うのです
この子達が　小学校で　はじめてミシンを使う時に「地域ボランティア」で　
お手伝いをした事があります
彼女達の家には　ミシンがない　もしくは未調整で使用できないので
私に　ミシンを貸して欲しいというか　作り方も教えて欲しいとの事でした
それぞれに　大きさも材質も違う布を持って　やってきました
どれどれ　私は見本を見せながら　どんな形にしたいのか　リサーチをします
生地が足りない場合は　私の持っている布を見せて　
こんな感じはどうかしらと　提案します
何とか　作りたい形が決まってきました
えへん♪
中学の家庭科の先生になったつもりで　ミシンの使い方から講義が始まります
小学校にある　ミシンとは　私のミシンはちょっと違うのです
私がお手本をして見せてから　３人は順番に　ミシンを踏み始めます
「ここは　学校じゃないから　この間みたいに　しつけをしたり　待ち針を打ったりはしない　
画期的な方法を教えてあげましょう♪それは　洗濯バサミです　(*^o^*)†~~~ 」
女の子達は　きゃっきゃ言いながら　楽しそうに　縫い始めました
失敗しても　その時の対処方法や　裏技の直し方を伝授します
これは　学校の授業では　出来ない事です
３時間余りかかって　３人とも完成しました
既製品とは　違い　裏を見られると　ちょっと困ってしまう部分も多々ありますが
本人達は　自分で作ったという　満足感に浸って　帰って行きました


＊＊＊　３人３様の　手作り体育館履き入れ　＊＊＊