♪きまぐれ＊じゅんこちゃん♪

サマーパーティー＊エピソード６♪の続きです
去年は　あまりにも衝撃的で　話せなかったことがあります

舞踏研究会で同級だった友人に　ＪＵＮがいます
同じ名前なので　私は「じゅんちゃん」彼女は「ＪＵＮ」と呼ばれ　『ＪＵＮ＊じゅんコンビ』でした
ＪＵＮとは　沖縄　北海道のスキー　お台場のウインドサーフィン　アメリカ横断旅行etc
いろんなところへ　行きました
彼女の家は中華料理店を経営していて　ＴＶや雑誌にも　よく取り上げられます
私がプータローだった時は　バイトなんかもさせてくださったし　ママさんには　大変お世話になりました

ある時　下田の会員制リゾートホテルに家族旅行が決まっていたのですが
お父様が急に仕事になり　キャンセルするよりはと　家族同然ｗの私を招待してくださいました
私には　夢のような空間です
ママさんは　「じゅんちゃんは　ＪＵＮの双子の姉妹だと思っているのよ♪」と　目を細くして　微笑んでくださいます
帰りに　おみあげを物色している時
「まぁ♪　これ絶対じゅんちゃんに似合うわ♪」と　ガラスケースに鍵がかかっているところから　イヤリングをプレゼントしてくださいました
私だったら　目が飛び出るような値段です＠＠！！
それは　私の宝物となり　特別な時にしか使いません
それが　去年のサマーパーティー♪
私は　ドレスを着てママさんのことを思い出しながら　そのイヤリングをしてパーティーに出席していました

パーティーが終わった次の日　ＪＵＮから電話がありました
いつもとは　声のトーンが違います
私は　その電話で　ママさんが癌で亡くなった事を知りました
「いつ？」
私がパーティーでデモを踊っていた時間が　危篤状態の時だったのです
きっと　ママさんは　イヤリングと共に　私を見守ってくれてたんではないでしょうか・・・
ふと　そんな気がしました
お通夜の日は　ママさんらしく　足立の花火大会でした
パーティーにも来てくれたＡ子と一緒に　喪服を着て参列しながら　盛大な花火の音を聞きました
最後まで　華やかなママさんでした
サマーパーティーの度に　私はきっとママさんの事を　思い出すでしょう
踊るたびに　また　ママさんが私を見守ってくれているような気がすることでしょう
今年は　１周忌
頂いたイヤリングを　そっと　つけてみました