♪きまぐれ＊じゅんこちゃん♪

去年のサマーパーティーはリハーサルの後 本番まで　Ｎ先生に近づくことが　出来ませんでした
今回は　３教室合同なので　少し時間に余裕が　ありました
プログラムが１０番当たりになった時

Ｎ先生　「ちょっと　通してみましょうか？」
絨毯とはいえ　願ってもない事です
しかも　Ｎ先生のアカペラ付き

そして　入場口の屏風裏へ
１３番目の方がルンバを踊っています
次が出番だと思うと　口から心臓が出そうです
私は両手を　思いっきり高く揚げて　深呼吸をしました
そして　コピラさんの言葉を　思い浮かべました
「さぁ　楽しいダンスの時間だ！」
そう思いたかったのですが　何故か涙が出そうになります
（楽しまなくっちゃ！自分の為の２分４０秒！楽しまなくっちゃ！）
そう言い聞かせ　もう１度　深く深呼吸をしました

さぁ　本番です
Ｎ先生が　私をエスコートしてフロアーへ
深く　お辞儀をすると　コメントが読まれます

「Ｎ先生の熱心な御指導には　リーダー共々いつも感謝しております
私事ですが　ダンスよりもキャリアが長いのは　手作りです
今回は　タンゴのイメージに合わせて　自作のドレスとシューズで　エントリーしました
願いは１つ！踊り終わるまで　破けないで！！」

さぁ　Ｎ先生と背面になって手をつなぎ　曲が鳴るのを待ちます

不思議な事なのですが　ワルツ　クイック　タンゴとデモをしてきたんですが　いつも待ちポーズは　背面で手を繋いでいます
目や　ポーズで　合図が出来ないので　曲の頭に集中です

曲は「ジェラシー」１小節目の後半と２小節目の後半で　お互いの目を見つめあいます
Ｎ先生の目を見た途端　催眠術に掛かったような気がしました
曲はガンガンに鳴っているはずなのに　何故か遠くに聞こえます
こんな経験は　初めてです
私は　ただ　Ｎ先生とのコンタクトとリードに集中して　何も考えずに　踊りました

あっという間の３週
あとは　エンディングです
ＰＰから　正面に走り　足を高く蹴って先生に絡みつきジャン！
終わりました・・・・
どう　踊ったかは　覚えていませんが　終わりました



見ていた方には　どう映ったのでしょうか？
やり遂げたという達成感より　終わった！という安堵感を感じました
こんな不思議な体験は　初めてでした