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恋ってかけひきっていうけれど
私にはそんな器用なことはできません。
恋の神様は時にイタズラをします。
それは心を試しているかのように・・・・
身も心も全て一色に染めたRとの時間は
私にとって恋なんて軽いものではなかったの。
それは本当に愛した私の中の大事な思い出。
そして、一日でも過ぎてしまえば、もう過去なのです。
真剣に愛した人だから私には何も後悔は残らない。
“一緒になろう”
その言葉をどれだけ嬉しかったか、どれほど悩んだか。
そして出した結論に私は今、満足をしている。
最近では現況報告のようなメールがたまにくるけど
“生まれ変わったら一緒になろうね”と
郷ひろみと聖子ちゃんとの終止符だったように
私も彼とは区切りをつけた。
~生まれ変わったら~
そう、この言葉の意味はとても深い。
そのまま時を過ぎていたって周りまわって彼と出会うことなんて
出来ないだろう。
今まで積み上げてきた彼との道や時間から路線を変えて
新しい私になったのだから。
「時間ある?少し話をしない?」
彼は今日、別れてから初めてメッセンジャーで呼びかけてきた。
そりゃね
いくら切り替えたって言ってもね、メールではなく
生の彼の声を聞いたら・・・胸がキュンとしたよ。
(ああ、この声。今もそばにいるみたい)ってね。
彼は、今、韓国での新しいビジネスをし始めていて
そのことを熱く語っていた。
私は、少し他人事のようにそれを聞いていた。
だってそうでしょ。
もう、二人で同じ道を歩いているのではないのだから
彼は彼、私は私なんだもの。
「なんか気持ちがのっていないね~」
声だけで私の様子は見抜かれちゃう。
これが、元彼ってことなのかな。
まだ別れてから一ヶ月経っていないというのに
こんな風にRと話す自分にもチョット不思議
でも、これでいい。これを私は望んでいたのだから。
「totoちゃん、誰かいい人が出来たの?」
突然のRの発言でした。
なんだろう。いい人ってどういう意味で言っているのかしら。
まったくぅ、なんでこんな風なこと聞くのかな。
初めて、Rにいらだたしさを感じた。
どうしろって言うのよ。
まだ、私を束縛するつもり?
もう私は一人なのよ。
そんな気持ちになってしまった。
「僕は、恋人じゃなくなってもtotoちゃんのこと真剣に思っているよ」
「私も。大事な友達だよ。」
「じゃあ、これからはお互いのことを全部嘘も隠し事もなく話してよ。
僕はtotoちゃんを束縛する権利も何もないからね。でも、その上で
なんでも話せる、そんな仲になりたいから。」
恋の神様がイタズラした瞬間だっただろう。
その時、私の携帯電話が鳴りました。
あ~あ
なんだかドラマみたい(>_<)
こんな言葉をRに言わせてしまったのは
きっと私のせいなんだろうね。
ただ、一途に彼のことだけを考えて、彼とのことだけで
頭がいっぱいだったころの私とは
違う私を感じたんだろう。
それでも私はやっぱり今、Rとは素敵な関係だと思ってる。
そういう私の変化にも言葉や声だけで分かってしまうのは
二人の付き合いがあったからこそね。
これからは、何でも分かり合える、なんでも話せる
時には喧嘩もするような、そんな素敵な二人になりたい。
あの頃は・・・喧嘩することもなかったもんね。
お互いがお互いの気持ちに気を使い
そっとそっと進んでいたもんね。
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プロフィール
toto.yo
恋をして輝いて、恋をして成長する。私の今までの素敵な恋の話です。恋のアルバム日記です。
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