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テーマ:着物(543)
カテゴリ:きものの思い出
お花見の待合せ。
K君の今日の出で立ちは着物かな~、なんて期待しつつ・・・ じゃーん、ご登場。 やっぱり?普通(洋服)の格好でした! うーん、残念。 「着物は持っているけど、足袋がなかったから」とのこと。 「今度、白足袋をプレゼントしようかな」なんてふと思う。 桜を愛でつつ、着物についておしゃべり。 「1枚だけ持っている着物は、おじいさんの着物。 『実のおじいさん』じゃないひとの人の物なんだけど。」だという。 一瞬、わたしは「?!」 子供の頃に自分をとっても可愛がってくれた近所の方、 お父さんと懇意な間柄だったので、 K君にとっては「本当のお祖父さん」のような方だったと。 背が高く、いつも着物姿、イナセな人柄だったという。 お亡くなりになって、K君の元にやってきた一枚の着物。 今日わたしが着ていた着物は 母が若い頃着ていた小紋に、織りの名古屋帯。 着物は洋服ほど、流行に左右されない。、 着物は「仕立て直し」や「着方の調節」がきく。 「良いものは"いい"」という観点でも、生きが長く、代を経ていく。 大島紬なんて、お祖母さんから孫の代まで、着られるという。 着物は家族の間で代々、引き継がれていく。 親族の間柄でなくても、こうやって思い出と一緒にも引き継がれていく。 これがわたしが着物が好きな理由。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.05.12 11:06:46
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