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カテゴリ:きものとわたし
昨日から喉を痛めています。 炎症をおこしていて、飲み物や咀嚼物を飲み込むのもつらく、体がだるく、熱もあります。 風邪をひいたのか、疲れや睡眠不足が原因なのか不明ですが、薬を飲んで自重するしかありません。
明け方のこと。 息苦しくて目が覚め、部屋がとっても乾燥していることを感じました。 加湿器は既にしまっていたので「浴用タオルを半分よく濡らして、口元に当てればきっと楽になる」と思いました。 寝ぼけ眼で洗面所へ向かい、タオルのドロワーを開けました。 浴用タオルが一本もありません! これはとっても妙な価値観かもしれません。 わたしにとって「真っ白なタオルがふんだんにあって、ホテルにいるみたく思う存分、バンバン好きなだけ使える」のことが「ささかや幸せの指標」の一つなのです。 腰紐をクルクル巻いてしまっている時の「シワワセ」に近いかもしれません。 だから一人暮らしの割りにストック枚数は多いし、ホームパーティーの後に「居残りお泊り」になる友人に備えて、"お客さまタオル セット"も準備万端です。 タオルは、密な毛足のホテルみたいなも、またホットマンのタオルのように上質なものでなくていいのです。 貰い物でも、何にも広告(○○株式会社とか、○○温泉とか)が入っていない、白いタオルであれば。 ボーっとしながら、オカシイと立ち尽くしました。 そして「あぁ、犯人は可憐ちゃんだ…」と気づきました。 そう、着付けモデルマネキン、一人暮らしのわたしの不思議な「同居人」。 マネキンが勝手にタオルを使うかって? 違うのです(当たり前か…)。 今、彼女は、わたしの成人式の振袖を着ています。 ここ数日、時間があるとき、気分転換を兼ねて、わたしは「文庫結び」の練習をしていました。 本来は「洋裁モデル」なので、ボディーの「メリハリ」がすごい。 なので「筒型の体型が美しい」という「着物の美的センス」に合わせて、彼女のウエストには何枚も「タオル補正」がされているのです。 だからストックのタオルが枯渇していたのです。 寝ぼけて、あせって、振袖を脱がしても、ロクなことが起きないと思いました。 しょうがなく、新しくタオルをおろして、倒れるように床につきました。 可憐ちゃんって、ほんとナイスボディーなんです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.05.16 14:52:20
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