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カテゴリ:きものとわたし
今晩の茶道のお稽古には、昨日に引き続き、村山大島を着て出かけました。
マンションのエントランスから、駅に向かおうと足を一歩踏み出したら、視界の遠くに小学生と幼稚園の女の子の姿が目に入りました。 同じマンションの住人で、何かとお世話になっている Jファミリーの姉妹。 ちょっと距離はありましたが「こんにちは」と声をかける。 「着物だ!」という姉妹の会話が聞こえました。 思えば、今まで彼女たちの前に、着物姿で登場したことがなかったわたし。 彼女たちを少し驚かせたかもしれない。 着物をお召しになる方へ、こんなことはしませんか? 着物を着てると、少々の相手の「反応」を期待して、いつもだったらとらない行動をする時ってことです。 別に着物姿でなくても、あの姉妹たちには挨拶をするけれど、ちょっと急いでいたのにもかかわらず、数歩後ろにもどって、ちらりと振り向きざまに挨拶をしたわたし。 自意識過剰かもしれないけれど、心にどこかに「意外な反応」を期待しているわたし。 それの確信犯的(間違った意味・語法での)ケース。 家のインターホンがなる。 受話器をとると生命保険の飛び込み営業の外交員だったりする。 大抵の場合「今、忙しいので後にして下さい。」と口実をつくって、お引取り願う。 なのに、ある日のわたしは違った行動に。 ♪ ピンポーン ♪ 「はい、生命保険ですか? えぇ~、ちょっと待ってください。」と演技をしいそいそと玄関に向かう。 ドアを開ける。 外交員のおばちゃまの反応。 「あら、お着物ですか・・・お若いのに。 いいですねぇ」と。 ふふふ。 加入する気もなく、先方の反応を楽しみ、結局は「今、忙しいのでまた後日に。」と演技をする。 わたしは暇人、それともお調子者? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.05.16 22:14:32
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