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恋する着物生活

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きものせいかつコンシェルジュ ともみ

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2005.06.18
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カテゴリ:きものめぐり
呉服屋さんUママから電話。 わたしがなかなか、仕立て上がった「雨ゴート」を引取りに来店しないので、宅配便で送ってくれるという。 

前回の電話で「15、16日一泊2日でとお客様と山形のサクランボツアー」と言っていたので、どうだったか、質問。 勿論、食いしん坊のわたしは「サクランボ」のこと。 数日前、山形のサクランボ農家が雹の被害を受けた記事を読んでいて、その時、Uママを思い出したから。
美味のサクランボを満喫したとのこと。 で、なんで、山形だったのだろう…、そこでまた、質問…「山形には有名な着物の産地があるの?」

答えは「紅花染」。 優しいUママは「紅花染のポーチをお土産に買ったから、雨ゴートと同梱するわね。」と。 本当に、変な意味での呉服店特有のイヤラシさ(押し付けとか)がない人なんです。 だから、ついついママと呼んでしまう。 

「産地別 すぐわかる染め・織りの見わけ方」(東京美術)によると「古代から紫とともに珍重されてきた紅色」「江戸時代には米の百倍の値で取り引き」。 フムフム、高価ってことね。 

紅花というと「食用油」しかイメージがわかなかったわたし。 やっぱり、(紅)色気より、食い気かも。 本でみる紅花染の色もサクランボの色もよく似ているのは、偶然の一致??





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Last updated  2005.06.18 23:34:33
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