|
テーマ:着物(543)
カテゴリ:きものめぐり
早坂伊織さんの「男、はじめて和服を着る」をちょっとパクってみました。
今日の着付け教室プロ科の授業は「女袴」でした。 (^o^)丿 わたしにとって、まさしく「はじめての袴」。 かれこれ、十ウン年前(書くのもコワイ、月日の流れ)の出来事、大学の卒業式のこと。 今でこそ、春の卒業式の風物詩のようになった、女子大生の袴姿。 当時のわたしもそのいでたちでセレモニーに出席したかった。 が、しかし、わたしの大学はカソリックの女子大。 慎ましやかな生活を送る担任のマ・スール(フランス語「修道女」)は卒業式を前に、厳かに告げた。 「皆さん、卒業式の服装は華美にならないようにしてください。 袴などは準備することはなく、お持ちの礼服で来て下さい。」と…。 ガーン! ハイカラさん姿に憧れてたのに…。 式当日、ものの見事に、みな礼服。 たった一名だけ、勇気のある、いや自分を貫いて袴姿で臨んだ国文科の卒業生がいたけれど。 目立っていたなぁ~。 という、悲しいというか、不完全燃焼のわたしの卒業式の思い出。 そして、今日、はじめて「袴姿」が実現したのです! うぅ、嬉しい。 もう、見た目は20代のピチピチ感はないけれど。 正直、今日ほど、着付け教室に通って、良かった!と思った日はなかった。 着付けの方法そのものも、今までの中では一番簡単だったし、とにかく、楽しかった2時間。 クラスメートと写真の取りっこら。 で、わたくし、こんな感じ。 あ、後ろ姿でごめんなさい~。 なんだか、失われた年月を取り戻したような、新鮮な体験でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[きものめぐり] カテゴリの最新記事
|