087055 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

恋する着物生活

恋する着物生活

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

きものせいかつコンシェルジュ ともみ

きものせいかつコンシェルジュ ともみ

Category

Calendar

Comments

乗らない騎手@ ちょっとは木馬隠せw あのー、三 角 木 馬が家にあるってどん…
お猿@ やっちまったなぁ! http://feti.findeath.net/7txkf5l/ ちょ…
リナ@ 今日は苺ぱんちゅ http://kuri.backblack.net/b5vulo5/ 今…
地蔵@ 驚きのショックプライスw コウちゃんがこないだ教えてくれたやつ、…
アゲチン@ ありがとうな!!!! http://bite.bnpnstore.com/ux9w-ti/ ア…
2005.10.10
XML
カテゴリ:カテゴリ未分類
「着物とは色の組み合わせ。 着物、帯、帯揚げ、帯締め、八掛けから、長襦袢。 ハーモニーの衣なのです。」

六本木アカデミーヒルズでの、節子・クロソフスカ・ド・ローラさん(画家バルデュス夫人)のエッセイ集「グラン・シャレ夢の刻(とき)―バルテュス追想-きもの花筐」の出版記念講演会での一節と、写真は会場で頂いたお茶菓子のショコラ。


「わたくしのライフスタイルと申しましても…」と奥ゆかしく、謙虚な人柄がにじみ出る、ゆったりとした物腰、着物姿でご登場。 バルデュスとのなりそめから始まり、ローマのメディチ館での女主人としての生活、おもてなし術。 印象深かったのは、二十歳で嫁いで、それまで、特別な折にしか纏わなかった着物を、バルデュスのアドバイスで、着物を海外で始めたとのこと。 以前読んだ著書見る美 聞く美 思う美―「画家バルテュス」とともに見つけた日本の心」にも記されていたことだけれども、「パーティー衣装として、夫の手を借りて着付けをした」ことをしみじみ回想されている姿は、同性として節子夫人の「可愛らしさ」を十分に感じさせるものでした。 

バルデュスが「空間の中に美しさを見ていた」こと、「着物は日本人の肉体を活かす衣装」「シンプルな形に、工芸の技術、材質、柄が盛り込まれた価値」を画家として面白さを感じたという話。 

節子夫人の「自然の生活に共にある着物が美しい。 働いている姿で乱れていても、それがしかるべき姿であり美しい。」と思うとのこと。  
国際人としての日本人のアイデンティティーは「着物でいること、日本の本質である美しさに守られていることが ”支え” であった。」とのこと。 
「思い切って自由に着る。 本人が着ていて気もいい、幸せであることが大切」とのメッセージ。

「きもの観」は勿論、彼女の生き方そのものに「心地よさ」を感じる、素敵な講演会のひと時でした。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2005.10.10 23:17:51
コメント(0) | コメントを書く



© Rakuten Group, Inc.
X