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カテゴリ:きものめぐり
着物とエロス…なんていうタイトルがあると、気になっちゃいませんか?
それも天下の日経新聞の書評欄で。 昨日は大分着物関係の本がたまっていたので、書棚を整理しました。 今のところ「丘」以上・「山」未満程度つまれた未読の着物本の「小山」。 そこから、丁度1カ月前に手にした日本経済新聞の「半歩遅れの読書術」の記事が出て来ました。 (発掘という感じが正しかったりして…) 6月4日(日)の書評のコーナー「半歩遅れの読書術」のタイトルは… 「着物とエロス…女に許された欲情の世界 氏家幹人」 1ヶ月前、このタイトルを目にしたとたん、 「何? なに? なに~??」 と私は(目を輝かして!)気になったわけです。(笑) 歴史学者 氏家幹人先生が数年前、大奥の研究を始めた時、ぶつかった困難。それは大奥で用いられていた織物や衣装についてのこと。先生は着物に関する小説を読み解くことにより、研究の助けとし、着物の中にエロスの存在、着物と女性とエロスを見出したことを綴ったいった書評エッセイ。 その中で、氏家氏は 「着物にはまる女」「着物に魅了される女心」を鋭く描写している本として - 「きもの」 幸田文著 - 「幸田文の箪笥の引き出し」 幸田文著 - 「もめん随筆」 森田たま著 を紹介されています。 「女が着物に寄せる思いの深さ」「女が着もしない着物を欲しがるのは男の好色に匹敵する好色」 「着物は女に許されたささやかな情欲の世界」など「あら~(図星)」「心当たりは、そこの貴女!?」というような分析。 気になる、気になる、興味津々の内容。というわけで、の3冊を購入して早3週間。 書評を読めども、積読(つんどく=本を積んでおく)しても、読書にあらず。さて、実際に読んで「着物とエロス」の調査をせねば! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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