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テーマ:着物がダイスキ♪(2139)
カテゴリ:きものめぐり
今日の毎日新聞の記事。
「新・おじさんのおしゃれ講座:上級編 大人の浴衣」 には、着物を始めたい、でも恥ずかしいという、大人になっても 誰にでも「気恥ずかしさ」があるところを、うま~くついて、 「浴衣から初めて見ませんか?」という夏の日本の装いの提案。 着物始めのプレデビューとして、浴衣がよい切り口と紹介されるけれど、 やっぱり、それはもっぱら女性がターゲット。 思うに、呉服業界は女性ばかりを向いているけれど、 殿方にも、出かける場所にあわせて、日本のお洒落してみましょう、 という提言をもっと働きかけてもよいでは、と改めて思いました。 極端な話し、花火デートの時、男性が 「俺、浴衣でいくから」 と言ったなら、 お相手の女性も 「じゃぁ、わたしも」 となるし、 浴衣を着れない女性は 「げっ! どうしよう」と 内心思うとことでしょう。 あせりまくりです。 でも、恋心というか、馬の眼前のニンジンじゃないけれど、 頑張って、浴衣にチャレンジするわけ。 こうやって、めでたく、浴衣カップルが誕生して、夏の風物詩を彩るという・・・。 花火デートに女性が浴衣を着ても 男性が浴衣を着てくれる確立は低いでしょう。 大抵、男子は洋服(ジーパンにTシャツ) + 女子は浴衣 でも 男性洋服 + 浴衣彼女 なら、 まあ、見た目、そんなもの。 男性浴衣 + 女性洋服 となると うーん、ちょっとバランスが?! の印象。 それを直感的の女性は感じとるから、 「可愛らしくありたい」気持ちがはたらく分けです。 私は呉服の販売員ではないけれど、 着物の普及を考えるなら、もっと男性に着物・和装文化をアピールしてもらいたい。 「着物を着ると、モテ男の、艶男(アデオス)になれますよ。」 など。 呉服屋さんの中にはは「男に着物を売ってもねぇ~」といい 「色味の種類が少ないから、数枚そろえると男性は満足しちゃうし、高額商品販売に繋がらないから」 と言って憚らない、男性着物の有効性を気づかない方もいます。 でも、もうちょっと、物事の観点を変えて、 日本文化や、和装のよさ、メリットを男性にもアピールしては? 男性から女性に影響を与えることは多いし、 女性が着るから男性もと。 物事は双方向、インタラクティヴに作用するのですから。 因みに毎日新聞の <もっとすてきに!・男性の装い>の記事は - モテ服 - 艶男 といった、わたしのような「恋キモ」(恋する着物)の観点ではなく、 マジメに、素材から、着こなし、心配りまで 呉服店「銀座もとじ」店主、泉二弘明がコンパクトに指南してくれています。 (笑) 浴衣デビューした男性はご一読を。 c お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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