こいたんの♪ファミリー日記

今度は息子編

私が２４歳になる冬のお話

月子の後、３年

なかなか妊娠できなくて

諦めた頃の妊娠発覚で

おまけに切望していた男の子

嬉しさ倍増でした

12/3(木）

出産予定日、検診

「４０００g近くあって、頭囲も１０センチほどあります

このまま陣痛が来るのを待ちますか？」

「上の子が３４００ｇで吸引分娩だったから

あんまり大きいと、普通分娩で出産する自信がありません」

翌日、誘発分娩になった

薬を使った分娩には抵抗があったが、とにかく、普通に産みたかった

12/4（土）

午前１０時。母とタクシーで病院に

午前１１時

促進剤の点滴を始めた

この点滴は、産まれるまで続けるらしい

お腹に、分娩監視装置を付けて

陣痛の強さと、赤ちゃんの心音を１時間くらい様子見た

弱い陣痛が来ているらしいけど、ちっとも痛くない

促進剤を使うと、経産婦で早い人は３０分で産まれるらしい

午後１時

少しだけ、陣痛の痛みがきつくなった

でも、まだ深呼吸でまぎらう痛さだ

ずっと、立ったり、座ったりして過ごした

午後３時

点滴２本目に移る

点滴を早めたりするけれど、陣痛に変化はない

内診があって、2指だった

午後３時３０分

処置室から部屋に帰ってくると、お父さんと月子が来ていた

月子がお腹をさすってくれた

午後５時

破膜した。

はさみで「ブチッ」と音がして、生暖かい水がワァーと流れ出た

こうやると、陣痛が強くなるらしい

内診で３指。少し陣痛が強くなってきた

午後７時

点滴３本目。薬も強いものに変更した

月子が病院に飽きてきて、お父さんが連れて帰った

午後８時

陣痛が２分置きになった

午後９時

分娩室に入ったが、陣痛はなかなか進まない

午後１０時

点滴をもっと強いものに変えた

すると、すぐに陣痛が１分置きになって、痛みがきつくなった

午後１０時３０分

月子の時と全く違っていて、戸惑っていたが

子宮が全開になったらしい。いきみたくなってきた

３回くらいいきんだが、なかなか感じが掴めない

先生が分娩室に入ってきた

先生は私の様子を見るなり

私のお腹にまたがって、いきみと同時にお腹を押してくれた

真由美の話では、この時にもう赤ちゃんの頭が見えていたらしい

先生が、「さ～今度は出すからね」と、言った

いきみたくなって、力を入れた

先生がお腹を圧してくれて

私は、「死んでしまうかも・・」そう思えるくらい、力を入れた

「ズボッ」と言う感じ。赤ちゃんが出てきた

午後１０時４７分

肩がなかなか出てこなかったらしい

泣き声はなかなか聞こえてこなかった

少しして、弱い鳴き声が聞こえてきた。私は「ホッ」とした

先生にお礼が言いたかったけれど、

その声も出ないくらい力が抜けていた

目を閉じて、「ありがとうございます」

声にならない声で、つぶやいた

３９００ｇの私の息子は、産着を着て連れてこられた

愛らしい顔をして、目を開けて見つめてくれる

これから、お母さんの手を離れるその日まで

どうぞ、よろしく　　　　　　　　　　　ひろひろ

４０００ｇは、私の限界かもしれませんね～

息子の頭は出てきたので

 会陰切開しなかったドクター

頭囲より肩周りが大きかった息子

裂けてしまったみたいで・・

その瞬間、痛みは全くありませんでした

（恐るべし、陣痛・・）

出産よりも、出産後の方が

大変だった気がします

出産後、産道は血腫がたくさんで

治癒に時間がかかるからと・・

麻酔なしで、切開

いや・・痛かった

素面の状態でメスを入れるな～～～

退院後は、元気だったんです

何せ・・若いからね～

でも、子宮復古の痛み

実家で急にお腹が痛くなって

盲腸かも？

でも産後だから・・

って、出産した病院に行きました

「大丈夫だよ。子宮が戻る時に痛くなるの」

はっ

盲腸じゃなかった・・・

知らぬとはいえ、お恥ずかしい

子宮復古の痛みは

一人目より二人目

二人目より三人目がひどいと言いますが

本当にそうなんですね～

（後々雪子の出産後は

もっと痛かったですから・・）

と、こんな感じ

死ぬ思いをして

出産した訳ですが・・

この痛みも

すぐに忘れるんです

そして、次の妊娠を切望したりする

あれだけ苦しんで

痛い思いするのに・・

母親とは強い生き物です

それだけ

子供は素晴らしい生き物なのでしょう