気がつけば、思い出し笑い

「もう、やだ、もう　やだ！」
と朝っぱらから　女子高生の大声会話。

いつもは９時２０分くらいの地下鉄に飛び乗るので
あまり遭遇することのない通学途中の女子高生。

この日はたまたま、地震訓練のために８時前の地下鉄に
乗ったのだ。
サラリーマンやオーエルの皆様が　静まりかえった車内のなか、
新聞をめくる音とゴトンゴトンという　車輪の音を聞くでもないように
数分間の時間をやり過ごしている。

女子高生は　好きな（つきあってる？）男の話をハイテンションでしている。

　会いにいっても「弁当かってきて」とか言われ、パシリだよっ！
　その弁当代　払わない！
　エッチするとき、コンドーム絶対つけてくんないっ！

「もう、別れる～！！」

いやー
老婆心ながら　心のなかで申し上げておりました。あたし。
それって　「彼氏じゃねーよ」。
もう少し　おりこうになろうね。
親が聞いたら　泣くって・・・。

そう　つぶやきながら　振り向いたら
ほんと　おぼこい女子高生なんだよね。
最近の中高生のセックス体験年齢がどんどん低年齢化しているとは
聞いているけど、それは　渋谷とかにいる　ゴテゴテしているギャルが
そうなのかと思っていたのは　やはり　おばさんなのか？あたし。とほほ。

でも、女の子は大事にされないとね。
人は　与えられた愛情分しか　他者に与えることができない動物だと
思うわけです。
与えられることを待ってるだけじゃあ　もちろんダメなんだけど
自分を愛して
相手を大切にできて
初めて　相思相愛になるわけで。（それも　いつもフィフティフィフティと
いうわけにはいかない）

がんばれ、女の子！！