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同年代の人達は 男性・女性、既婚・未婚問わず
家を購入している。 考えないわけではない。 老後とか、落ちついた帰る場所、とか。 亡くなったうちの父は、35歳のときに 家を建てた。 建売住宅は 当時まだメジャーではなかったので 建築士の方に お願いし、予算もそんなになかったので 最小限の一戸建てだった。 けれど、転勤族だったため 結局その家には2年8ケ月しか 住まなかった。 その後はずっと 人に貸していた。 札幌に帰れることになったのはそれから、16年経ってからだった。 手をいれて住むには 経費がかかりすぎるということで 買い替えを することになった。 2番目の家は建売だったが、両親の希望にかなり近かったようだ。 家族全員が住んでいたのは 5年間。 父が住んだのは10年間。 結局は 父が自分の家に住んだのは 13年間。 人にとって、「自分の家」とはなんなのだろう? 住めなくても 心のなかに あり続ける”帰る場所”があるのは 生きがいとか やりがい なんだろうか。あるいは 安心感? 自分が生きてきた証のようなものかしら。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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