カテゴリ:感動したこと
年に1度の誕生日は 出張だった。
しょうがねーなあ、と言いながらも 妹に(無理と知りながら)帰宅時間を尋ねる。 「いつもといっしょ」( ̄д ̄) と そっけなく言われる。あぁ 夜中ってことね。 はいはい、とココロのなかで 返事しながら スーパーに出向いて 材料を物色。 最近は 出張のときに泊めてもらう妹の晩御飯を 作ることが多い。 友人と会ったりすることもあるが 朝から夜中まで 働いてる妹がさすがに不憫なのだ。 前までは 夜中の1時からタクシーを飛ばして 自由が丘で焼肉な時もあったが 夜中の焼肉も きびしいお年頃になりました・・・・。 そんなこんなで 肉じゃが、大根とぶりの煮付け、すき煮など 煮込み系中心のお夜食を作って 夜中で姉妹で食べている。 出張から 戻ったころ 妹からメールが届いた。 ”誕生 プレゼント 買ったよー、デジカメ 欲しいって言ってたよね。 いつも ごはん 作ってくれるのでお礼でーす” わぁい!!!“O( ^ - ^〃 )O”なのでした。 そして 早めの飛行機だったので 会社へ顔を出して いない間に 起こった案件の処理と、業務の進捗状況を確認する。 さーて帰ろうかなあ と帰り支度をしていると 後輩女子が「相談があるので ちょっと時間いいですか?」と 話かけてきた。 うー 明日じゃ ダメかな・・・と言いかけたら 「今日じゃないとダメなんですっ」といつになく 強引。( ̄◇ ̄;) もしや、妊娠でもしたのか?!と下世話な想像が もたげた。 いずれにしても プライベートに近い事柄なんだろうなあと しぶしぶ ごはん食べながら 聞くことにした。 出張用のバック、コロコロがふたがちゃんと閉まらなくなって 空港で止めてくれた ANAのガムテープがださい・・・と思いながら まだ賑やかな繁華街を ガラガラと歩く。 いつもの洋食屋。 店に入ると「お待ちしてました」 ヽ(^▽^@)ノ と店の人に声をかけられる。 そこで「はっ」(*`0´) とすべてを理解した。 店の奥をのぞくと スタッフがみんな揃っていた。 苦労してサプライズパーティを企画してくれていたらしい。 うーむ。「子の心、親 知らず」とはこのこと。(´_`。) いつも ぎゃんぎゃん うるさい私のことを「嫌い」とまで いかなくとも「こわい人」を思っているに違いない それでも、うちのコドモたちが 忙しいなか(忙しくさせてるのは あたしだし) 企画・準備してくれたと、すごーく嬉しかった。 ブログにも 悶々な気持ちを書いたりしていたが この半年は 新しい土地での仕事や 初めてのポジション 組織のオペレーションに 悩んだことがいっぱいあった。 自分自身の力のなさに、暗い地を這っているような気持ちになった。 それでも こんな誕生プレゼントをもらえたことは まだまだ未熟な私でも 大きくは間違ってはいなかったのかなと ちょっと肩の力がぬけた。 昔 仕事をはじめて間もない頃、ぜんぜん仕事ができなくて 途方に暮れたことがあった。 人前で泣く事はなかったけれど、周囲の人にはバレバレだったようだ。 ある人に 「(頑張っていることを) 見ている人は必ずいて 認めているよ、大丈夫」と いう言葉をもらったことがある。 ”ダメダメな 私をなぐさめてくれてるんだなあ”と思ったものだけど 全くウソではないらしい。 スタッフがくれた シュークリームみたいな白薔薇。 翌日 パーティに参加できなかった上司が抱えてきたゴージャスなピンクの薔薇 (売れっ子キャバ嬢になったみたいで うれしかった) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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