気がつけば、思い出し笑い

上司が痛風持ちなのだ。
年に数回　ひょっこりひょっこりびっこを
ひきながら会社へやってくる。

上司思いの部下としては　接待の時の
焼酎を８：２の割合でほとんど水にしたり
濃い酒を頼もうとすれば　インターセプト。

私の行為が　あまりに露骨なせいか　
「生活委員」呼ばわりをされている。

管理されることも　嫌らしいのであるが　
本人なりに　健康意識が高いらしく　
朝は　野菜ジュース、豆乳、数種類の酢を飲んで
ちゃぽちゃぽ言わせてるし
夜は公園のまわりをジョギングして変質者に
間違われないかドキドキしてみたり
ゴムのチューブを通販で購入し　日々トレーニングに
励んでるまじめな人だ。

だからこそ　痛風くんになると非常に悔しいらしく
本当は　痛みに耐えられないくらいなのに
「も、もう　平気だも～んね～」などと
ほざいたりする。

意地悪なこいちゃんは　ランチ後の気持ちいい
春風に吹かれて
「じゃ、さあ～　『春』なので『スキップ』を
３人並んでしてみましょう！」などと
挑発をしてみたりする。


途端に　情けない表情になってしまう愛すべき
上司ではある。

今週はスキップできるかな・・・。

小悪魔なこいちゃんは今日も行く。