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カテゴリ:僅かに繋がる か細き糸に。。。。。
☆退院を 聞いて立ち寄る 母の顔 あれが見納め 数時間前
☆知らせでは すでに手遅れ 術も無し 母のみまかる うつつが夢か ☆途切れたる 母の齢は 享年で 喜寿と数えの 位牌の文字に ☆うつつ世を 変わり逝きたる あの世まで 母に一言 告げたき事が ☆拾五から 親子の縁が 途切れ来て 病の報で 三ヶ月前 ☆嫁ぎ先 母のしがらみ お互いの 秘めた往き来は 白日晒し ☆総領の 嫁を介して しがらみを 越えて親子を 再び名乗る ☆隠居する 母の連れ合い 義理の父 影に日向に 見守る母子 ☆命火の 燃え尽く日をば 我知らず 病の母に 言葉の足らず ☆足らずして 悔やみ今頃 地団駄を 涙流して 声には為らず ☆念仏を 唱えながらの 慟哭は 情けなき事 後悔ばかり ☆涙目に 母の遺影の 微笑みが 憂いを秘めて 吾を見つめる ☆挽歌詠む 三日供養の 眠られず 嗚咽のままに 日記を記す お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年05月01日 02時34分37秒
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