|
カテゴリ:つまらない日常
大地震は、いつかやって来る。
大事なのは、どう乗り越えるかだ。 8月30日から9月5日は防災週間だそうです。 我が家にも「消防ひの」が回覧板でまわってきました。 マンションの掲示板にも東京消防庁のポスターが貼ってありました。 それで、最初の言葉はそのポスターに載っていたものです。 うんうん、確かに。 でも今日は防災の日についてではなく、ポスターに纏わる話です。 東京消防庁のそのポスターは、セサミストリートの「エルモ」という キャラクターが載っており(私も詳しくは知らないのですが、赤いやつです)、 私の職場の女の子が無類のエルモ好きのため、一見して 「あの子にポスターあげたら喜ぶよなぁ」と思っていたのでした。 マンションのエレベータ脇に掲示板があるので数日の間「誰に言えばもらえるんだろう?」などと考えていたのですが、もたもたしているうちにポスターは無くなっていました。 「はがしてくればいいんですよ」なんて言われていたのですが、そんな窃盗は私は致しかねます。薄々、消防署に行けば貰えるんじゃないか・・と思っていたので、遂に今日、それを実行したのであります。 警察署はともかく、消防署って一般人には訪れる機会って無くないですか? それなのにいきなり「ポスター欲しいんですけど」ってどうなの? 怒られるかなぁ、ヒンシュク買うかなぁ、忙しそうだしなぁ、、悪いな、と感じながら、でも夜8時頃の訪問となりました。 「待っててね」と相方を車に残し某消防署の中へ。受付の爽やか消防署員さんに「恐れ入ります・・ちょっとお尋ねしたいのですけれど」と声をかける。「はい、どうしました?」と応対も予想通り爽やか。「消防のポスターを頂くことはできないでしょうか」 どんなポスターですか?と訊ねられ「えええと、表にも貼ってある、エルモちゃんのやつです」しどろもどろに答えると、その爽やか署員さんは一緒に外に出て掲示されているポスターを見てくれた。「分かりました、訊いてみますね」と言い内線でどこかへ電話をし、「話しておきましたから、2階へ行ってみてください。そこでご覧になってくださいね」とのこと。う~ん、何て優しいの・・・。 薄暗い階段を上っていくと、私の後からおじさん署員が2人上がってきた。「何だこの女?」と思ったのか否か「どうしたんです?」と訊かれる。事情を話すと「あ~、セサミのね。入って入って。ちょっと待っててね」と部屋へ通してくれた。 初めて足を踏み入れる「男の中の男の職場(※勝手なイメージ)」は沢山の机があって、昼間はたいそう活気あるんだろうなと感じたけど、私が行った時間でも20人はいたかな?エラ怖そうな方とか筋骨隆々の若者とか。そのうちの3~4名の署員さんがポスターを探してくれました。 最初は小さめのポスターをくるくる巻いてビニールに入れてくれたのですが、「おいもっと大きいのあるだろ」と誰かが言うと、大判のエルモポスターをどこからかごっそりと取り出し「何枚欲しいの?」「1枚で結構です・・・」「もっと持ってっていいよ」って数枚丸めて輪ゴムでとめてくれました。 「ちなみに8月30日から9月5日まで防災週間だからヨロシクね」とおじさん署員。「はい、気をつけます(?)」と訳分からん返事をして「本当にすみません。お忙しいのに・・・どうもありがとうございました」と深深と頭を下げて部屋を出てまいりました。 受付に戻ると爽やか署員さんが「あ、貰えました?」と声をかけてくれたので「ええ、沢山もらっちゃいました。すみません、ありがとうございました」と言うと「そうですか。また宜しくお願いします」ってまたまた爽やか応対。素晴らしすぎるわ。 幾ら現場の人でも公務員だしどうなのかなって思っていたけれど、もう素敵すぎます。皆さん嫌な顔一つせずに懇切丁寧で。こんなんじゃ消防隊員にトキメキですよ。 防災についても意識しますわ。家具留めたり非常持ち出し袋用意したり緊急時の家族との待ち合わせ場所とか話し合いますわ。 明日このポスターを渡すのが楽しみです。 まさか本当に貰ってくるとは思っていないだろうから。 ビバ!東京消防庁!! ♀ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
Aug 23, 2006 11:10:03 PM
コメント(0) | コメントを書く
[つまらない日常] カテゴリの最新記事
|