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テーマ:フェレット仲間集合~♪(646)
カテゴリ:ラブラブ!フェレット
少し前から気になっているフェレちゃんがいる。
その子は或るペットショップの、小動物コーナーの片隅にいて、 もうすっかり大きくなっている。 目も耳も、お顔もカラダも真ん丸で愛嬌たっぷり、狸みたいだ。 我が子のご飯を買いにそのショップに行ったとき、何度か抱かせてもらった。 思いきりかじられたけど、やんちゃで我がままっぽい所が無条件でかわいい。 気になって覗く度に古ぼけたケージの小さなハンモックで丸くなっているその子は、一緒にお店にやってきた他の子がもらわれていったのに、ずっと独りでいる。 「可哀想だ」と思うのは人間の勝手なのかも知れないけど、今日も私は切なくなり遂に「この子が欲しい」と口にしてしまった。 けれど我が家には既に4人の子がいる。 私はしつこく主人にお願いしたけれど、絶対に駄目だ、と。 それは、これ以上責任を持って面倒を見られるのかという不安が第一で、うちの家計は正直言って苦しいし、住んでいる場所も決して広くなくもうひとつケージを置くことすらためらわれるから。 現実を見極めずに4頭も5頭も変わらないだろうという気持ちでいては、命を預かるんだからいけないことなんだよ、と諭された。 無理をして同情で飼うなんて、店先で単に「可愛いから」といった理由で衝動買いするのと同じことなのだと。 そしてまだ1年も経っていないから誰かが目をつけてくれる可能性もある。 もしもうちに余裕が出来たなら、今度は里子に出される子を助けてあげた方がいいよ、とも言われた。 確かに、確かにそうだ。 私はあの子を幸せにしたい一心でお迎えしたいと思ったけど・・・。 ご飯をもらったり、暑い中クーラーの効いているところでお昼寝できるだけでもあの子にとって幸せな環境なのだと言い聞かせた。 優しい飼い主さんのもとで楽しく暮らす日々が、早く訪れるように願っている。 私はあの子に、勝手だけど「おでんくん」という名前をつけた。 おでんくんがお迎えされる日まで、陰ながら見守っていくつもりだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
Sep 2, 2007 12:00:53 AM
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