悲しく辛い気持ちになりました。
さきほどテレビ(日テレの「スッキリ!!」)で見た動物管理センターの現状。
「保健所」の事実を知っているつもりではいたけれど、
収容された檻の中での犬たちの様子や殺処分される直前の表情、職員が死のボタンを押す映像をまともに見続けることはできませんでした。
「ドリームボックス」と呼ばれるその一角にペット達は追いやられ、炭酸ガスによって窒息死させられます。
安楽死ではなく、苦しみながら死んでいくのです。
その姿は終始モニターによって確認されます。
「連れて来た飼い主にやってもらいたい」とセンターの職員は語っていました。
一緒に暮らしたペットを自らの手で殺すことができるのかと。
生後数ヶ月の子猫を持ち込んだ家族の仰天理由。
子供たちが拾ってきたその子猫をしばらく飼っていたが、夏休みで海に行くためにセンターに連れて来たと。
親のインタビューでしたが、とんでもない馬鹿親。
子供に「猫を飼うか、それとも海へ行くか」の選択を迫った信じられない馬鹿親。
数日家をあけるならば、ペットホテル等の利用を考えなかったのだろうか?
見てくれる人はいなかったのか?
愛猫家ならば同伴可能な宿を探すことでしょう。
「海へ行くから猫を捨てる」という不可解で不条理で、許されない家庭教育を子供の目前で行ったわけですよ。
しかもセンターには子供も一緒で、子猫を預けるときには抱きかかえて泣いていました。
泣きながら猫を手放したのに、その子は海で楽しい思い出作りが出来たのでしょうか?
猫の命の上に成り立つ家族の思い出なんて考えられますか?
何度も書くようですが、簡単に殺して自分達は海へ行くってどういういこと?
更に驚くべきは、「飼えるときがきたら、又このセンターに来て猫を探したい」と親が言っていたこと(一応泣いている様子だったが)。
そんなの絶対にやめて欲しい。
不幸が繰り返されるに決まっているから。
14歳のハスキー犬。
自分で立てず、食事も水もとれなくなった病気の老犬は「これ以上面倒が見られないから」とセンターへ連れてこられました。
小さな檻の中でただじっと、うつぶせになったままで死を待つハスキーの姿はあまりにも痛ましく、私もただテレビの画面を見ているだけなのがとても辛くなりました。
14年も連れ添った飼い主に捨てられたその子の胸中は・・・。
小さなかわいい頃から一緒にいた子を、老いて病気になったから手に負えないと、強制的に命を捨てる飼い主は一体どのような人格なのでしょうか。
その子がセンターの職員に抱きかかえられドリームボックスに入れられたときの表情は耐えられなかったです。
ペットの命は飼い主に委ねられています。
私は我が家の子たちをどれだけ幸せにしてあげられるか分らないけど、
責任は絶対に放棄しない。
楽しく暮らそうね。