昨日のディズニーランド体験の続きです。
ハロウィン期間中。
ダイズくんのお腹にそっくりの熊さんです。
「魅惑のチキルーム」を観終えると、時刻は10時20分でした。
ランチ時間帯の大大混雑を回避するため、
我々は11時前までには昼食をとることを決めていました。
フラフラ歩いて目に入ったのがアドベンチャーランドにある
「Blue Bayou(ブルーバイユー)です。クレオール料理の店。
入り口はわかりづらいのですが・・
「カリブの海賊」でボートに乗り込み出発すると、右手に人びとがうごめいているのが見えます。
暗がりで詳細はわかりません。
子供のときは「あの人たち、あそこで何やってるんだろう」と思っていましたが、
大人になってからレストランだったのか!と合点がいきました。
10時半に開店するというので並んで待つことにしました。
並ぶといってもさすがに早い時間なので、全部で20名ほどだったでしょうか。
お店が開くと案内された席はラッキーなことに、「カリブの海賊」の入り江のすぐ近く。
ゲストがボートに乗り込み、出発する様子が薄明かりの中とはいえ丸見え。
じーっと凝視すると、ボートの中の人びともこちらを見ている。
思い切って手を振ってみると、殆どの人たちが振りかえしてくれました。
更に負けじと両手で大きく手を振る。
そうしたら相手も両手で応えてくれる。
2度と会わない人たちなのに、なんだか爽やかだったなぁ。
「ブルーバイユー」で食事をすることがあったら、対岸のお客さんに手を振ってみてください。
振りかえしてくれると向こう側の人たちと不思議な連帯感が生まれ、
「ディズニーランドを一緒に謳歌しようではないか!」という気持ちになれます。
これぞ、ディズニー・マジックではなかろうか。
肝心のメニューですが、折角なので「ハロウィンスペシャルコース」を頼みました。
店頭にあったコース案内です。
内容は
シュリンプのガンボスープ
牛フィレ肉のステーキ、スミタンソース ナスのオーブン焼きとキノコ入りポテトグラタン添え
パンまたはライス
マロンクリームのマドレーヌ、パンプキンジュリエンヌ添え
飲み物のチョイス
でした。
スープ。オクラ、鶏肉などが入っています。
↑胡椒が結構きいていました。
牛フィレ。見づらくてごめんなさい。
↑店内が暗いため、ケータイカメラではライトをつけても限界あり。
肉は柔らかかったですがファミレスのような味付け。
本場のクレオール料理を知らないので何とも言えませんが。
デザートのマドレーヌ。
↑凄まじい甘さ!甘党の私ですらウッとくる濃厚な甘さ。
中のマドレーヌも、覆ってあるマロンクリームも甘いのでしつこさが。
美味しいのですが、甘いのが苦手な方にはオススメできません。
全体的に可もなく不可もなくでした。
1人前2990円は料理だけで考えると(味も含め)「高いのでは?」と感じますが、ショバ代です。ショバ代・・・。
カリブの海賊のお客さんと爽やかな心の交流もはかれたし、満喫度は充分です。
会計を済ませてお店の外に出ると長~い待ちの列。
私たちが食事中、あっという間に満席になっていたのですが、
「早く入って本当に良かった」と思った瞬間でした。
食後は「蒸気船マークトゥエイン号」に乗りました。
乗船は小学校以来です。
初めて乗ったときは大きな船、そしてダイナミックな船出だと感じたものですが
中年の階段を登る今、私たちにあてはまるワードと言えば「癒しの旅」。
人工の水辺だとわかっていても良い。
晴れているから良い眺め。
カヌー体験はいつ見ても辛そう。
↑老若男女が必死に漕いでいました。スパルタカヌー体験です。
でも一度やってみたい。
向こう側のいかだから手を振る人たち。
↑人間の箱詰め状態です。
キラキラ光る水面と太陽、青い空と楽しそうな家族連れの様子などにほのぼのしました。
船から下りてビッグサンダーマウンテン周辺を通りかかると、近寄れない混雑ぶり。
出ました2時間待ち。
そればかりか近所のカレー屋までもが恐怖の行列。
昼時の厨房内は戦いでしょうね。
それでも、「カントリーベアシアター」は待ちなしで観覧。
運良く最前列に着席。
以前は水色のフリフリ衣装だったはず。
これ、右側の壁に鹿やバイソン?の人形がいて、
熊さんのミュージカル最中にも瞬きしたり耳が動いたりするもんで、
昔は怖くて仕方がなかったです。
この後、ブログ仲間のあんじぇらのママさんの記事で知った、「アンバースデイケーキ」を食すため、目当てのレストランまで赴いたのですが・・・。
分かってはいたけど悲しい行列が。
案内をしていたキャストの方にも「お食事なのでどのくらいかかるかはわかりません」と言われ、断念せざるをえませんでした。
「アンバースデイケーキありますか?」と訊ね、「ありますよ。バースデイではないですよね?(誕生日の)プレートと交換できるんです。」と、説明まで受けて一旦は並んでいたものの、あまりにも前進しないので夫の心中を察し列から外れることに。
写真を眺めるだけでも美味しそうな、しかもたっぷりお腹に入りそうなケーキなのに本当に残念。
そして次はいつになるかわからないコイズミ家のディズニーランド訪問。
心残りです。
ワールドバザールにて。
↑音が響き渡り迫力の生演奏。カッコよかったです。
時計は13時半過ぎ。
夫の帰りたそうな素振りを見てみぬフリできず、
それでも一応手の甲に「外出スタンプ」を押してもらってパーク外へ。
滞在5時間あまりでした。
一旦は入場制限がかかったみたいですが、その後すぐに解除されたため多くのお客さんが続々と訪れる中、早々に立ち去った我々。
帰る者など殆どいません。
通常は午後からも目当てのアトラクションを制覇し、パレード観賞のため場所取りをし感動をたくさん味わって、閉園時間になってようやく夢の国を去ってこそ「一日満喫した」と言えるのでしょうから。
小さなお子さんがいる家族連れなどは別でしょうけどね。
帰りの電車内から。
こんなに晴れていて、日没までまだまだ時間があるのに帰ってしまうなんて。
はあ~、まだ遊びたかったよ。
せめて4時くらいまで。
確かに満員電車に巻き込まれることは無かったけれど、
帰りも東京始発の中央特快でサッサと豊田まで戻ってきました。
結論。
ディズニーリゾートへは、
うちの夫と一緒に行くべからず。
帰宅後しばらくしてから何だかとっても悲しくなってしまった私。
確かにそこまでディズニーを渇望しているわけではないけれど、
せっかく行ったのだからもっと相手の楽しむ姿が見たかった。
やっぱり気乗りしなかったのかな?と思い訊ねてみると
「もういいかな、と思って」とつれない返事。
ミッキーさん、
魔法にかかってない男が
ここにいまっせ。